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1,200字で読む注目の本
2019.01.30

『組織開発の探究』-理論に学び、実践に活かす

出版社:ダイヤモンド社、発行:2018/10、定価:3,200円(税別)

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中原 淳:立教大学経営学部教授。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。
中村 和彦:南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。

目次

    1.初級編 組織開発を感じる
    2.プロフェッショナル編(1) 組織開発の歴史学
    3.プロフェッショナル編(2) 組織開発の発展
    4.実践編 組織開発ケーススタディ
    5.対談 「組織開発の未来」

ダイジェスト

輪郭が不明瞭なまま歴史を刻んだ「組織開発」を詳細に論じる

 昨今の各企業では、個人レベルでの「働き方改革」とともに、組織全体の取り組みとして「組織開発(OD)」が注目されている。組織やチームがまとまり、一人ひとりが生き生きと働きながら成果を上げるための理論と手法だ。

 組織開発は、その源泉をたどれば約100年前にも行き着く。組織開発という言葉が使われるようになったのは半世紀ほど前だが、やがてさまざまな周辺理論が取り込まれ、その輪郭が不明瞭なまま取り組まれてきた歴史がある。

 本書では、そんな組織開発の歴史をたどり、その考え方がどのような変遷を経てきたか、なぜ一時衰退するも見直されるようになったか、最新の理論に見られる組織開発の本質とは何か、などを深く探究し、詳細に論じる。さらに、国内外の5つの実践事例も紹介し、組織開発の全体像を明らかにしようと試みている。

 著者らは、現代の組織開発に共通する3ステップを「見える化」「ガチ対話」「未来づくり」と分析する。

 

組織開発の3ステップ「見える化」「ガチ対話」「未来づくり」

 現代の組織開発の3ステップのうち「見える化」とは、… 続きを読む… 続きを読む

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