dlicon

出版社:講談社、発行:2018/09、定価:2,200円(税別)

著者:ダニエル・ピンク
米上院議員の経済政策担当補佐官、クリントン政権下でゴア副大統領のスピーチライターなどを務め、現在はフリーエージェントとして経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、主要新聞・雑誌に寄稿している。著書に『モチベーション3.0』(講談社)などがある。1964年生まれ。
訳者:勝間 和代

目次

    1.日常生活―朝・昼・晩のパターンと完璧なタイミング
    2.休む力―休憩・ランチ・昼寝とパフォーマンスの関係
    3.開始―正しいスタート・再スタート・同時スタートの科学
    4.中間地点―中だるみと中年の危機の科学
    5.終了―ラストスパートとハッピーエンドの科学
    6.ファスト&スロー―息の合ったグループの秘密
    7.時制で考えることについて―最後に一言

ダイジェスト

タイミングを味方につけて最適な行動をする方法を解説

 仕事や日常生活のさまざまな場面で、タイミングが成否を左右した経験は誰しもあるだろう。それでも私たちは、とくにビジネスでは「いつ」よりも「何を」「どのように」するかを重視しがちだ。しかし、「時間」を味方につけて働いたり、戦略を練ることで確実に成果を上げられるという研究は少なくないようだ。

 本書では、時間生物学、行動科学、社会心理学などの研究成果に基づく、適切なタイミングで行動する働き方や生き方を提案。1日のうち、あるいはプロジェクトの進行上、そして長い人生の中で「タイミング」をいかに活用するかを、科学的エビデンスと多数のケースをもとに解説している。

 たとえば大半の人には、午前中にピークに達し、午後にダウン、夕方に復活といった、1日の気分やモチベーションのリズムがあるという。そうした人は、分析的・論理的な仕事は午前中に、ひらめきや洞察力が求められるクリエイティブな仕事は夕方にするといいそうだ。

 

プロジェクトの中間地点で活用できる「おっと大変だ効果」

 本書ではさまざまなタイミングの効用が紹介されるが、中でも「中間地点」についての論考は示唆に富む。… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。