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出版社:講談社(講談社+α新書)、発行:2018/05、定価:880円(税別)

著者:山崎 明
戦略プランナーとして30年以上にわたってトヨタ、レクサス、ソニー、BMW、MINIのマーケティング戦略やコミュニケーション戦略などに深く関わる。40代から子供の頃から憧れだったポルシェオーナーになり、911カレラ3.2からボクスターGTSまで保有した。しかしながら最近はマツダのパワーに頼らずに運転の楽しさを追求する車作りに共感し、マツダオーナーに転じる。現在はマツダ・ロードスターRFとBMW 118dの2台を愛用中。

目次

    1.高くても欲しいと思わせるプレミアムブランド
    2.ヨーロッパのプレミアムブランドはなぜ強い?
    3.ブランド戦略がない? 日本ブランド
    4.日本からプレミアムブランドを生み出せるのか
    5.「日本」というブランドをプレミアムにしよう!

ダイジェスト

なぜ日本メーカーはプレミアムブランドになれないのか

 「良いモノを作っているのに、売れない」というのは、近年の日本のメーカーに、分野を問わず共通する嘆きではないだろうか。その原因の一つには、ブランド戦略の不足があるようだ。「高品質低価格」にこだわるあまり欧州のプレミアムブランドに対抗できず、「低価格」の面では新興国に突き上げられているのが現状だ。本書では、欧州のプレミアムブランドがどのようなもので、いかにして構築されてきたかを解説。その上で、本格的にプレミアムブランド戦略に挑む自動車メーカーのマツダなどを例に、日本企業がターゲットを明確にしたブランディングを行うことで復活する道を探っている。さらに、個々の企業や製品だけでなく、日本製品そのものをプレミアム化するための方策も提言する。

 プレミアムブランド戦略の良い手本となるのがBMWである。BMWはもともと安価な小型車メーカーだったが、長い時間をかけ、現在の高級車ブランドとしての位置を確立していったのだ。

 

安価な小型車メーカーから高級ブランドになったBMW

 BMWの戦略の肝は… 続きを読む

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