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出版社:日刊工業新聞社、発行:2018/04、定価:1,600円(税別)

著者:齊田 興哉
日本総合研究所 都市・地域経営戦略グループ マネージャー。2004年、東北大学大学院工学研究科修了、博士(工学)。同年4月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社、人工衛星の開発プロジェクトに開発員として従事。2012年、日本総合研究所に入社、政府が進める人工衛星の整備および宇宙事業に係る業務に従事。人工衛星など宇宙事業に係るPFI事業、官民問わず広く宇宙ビジネスのコンサルティングを専門とする。

目次

    1.Old SpaceからNewSpaceへ
    2.宇宙ビジネス第三の波
    3.NewSpaceのビジネスモデル
    おわりに 宇宙ビジネスの未来

ダイジェスト

多様な業種が参入し活性化する民間の宇宙ビジネス

 かつては、ほぼ国家プロジェクトとして推進されるだけだった宇宙開発に、さまざまな業種の民間企業が参入してきている。スペースXを率いるイーロン・マスク氏、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ氏、日本では堀江貴文氏らが手がけたことにより、「宇宙ビジネス」が一気に注目を浴びるようになったのだ。こうした新しい「波」は「NewSpace」と呼ばれている。

 新技術や斬新なビジネスモデルが次々に生まれ、今や世界で約30兆円の市場規模にまでに急成長した宇宙ビジネス。本書ではその歴史と現状、および将来性を、豊富な事例とともに明らかにしている。そして、そのビジネスモデルを分析し可視化するとともに、参入するための留意点を実践的に述べる。それらにより、高い技術を誇りながらもNewSpaceでは遅れを取っている日本企業がこの波に乗り、成功を収めるためのヒントを提供している。

 

ロケット打ち上げのコスト削減から宇宙旅行まで

 本書のタイトルにある「第三の波」はNewSpaceを指すが、第一、第二の波とは何だろうか。本書の定義では、… 続きを読む

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