『銀行員はどう生きるか』

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出版社:講談社(講談社現代新書)、発行:2018/04、定価:800円(税別)

著者:浪川 攻
経済ジャーナリスト。1955年東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカー勤務を経て記者となる。金融専門誌、証券業界紙を経験し、1987年株式会社きんざいに入社。「週刊金融財政事情」編集部でデスクを務める。1996年退社し、ペンネームで金融分野を中心に取材・執筆。月刊誌「Voice」の編集・記者、2016年フリーとなって現在に至る。著書に『金融自壊――歴史は繰り返すのか』『前川春雄「奴雁」の哲学』(以上、東洋経済新報社)がある。

目次

1.メガバンク「大量人員削減」の衝撃
2.激変する銀行員人生
3.米銀の現状に見る邦銀の未来
4.フィンテック時代の銀行

ダイジェスト

激変期を迎える日本の銀行の改革の行方を占う

 今、日本の銀行は、激変期を迎えている。人口減少をはじめとする社会の構造変化、日銀によるマイナス金利政策、フィンテック企業の台頭などの環境変化により、旧来のビジネスモデルでは生き残りが難しくなっているためである。

 そんな状況の中、2017年11月に3メガバンクグループ(三菱UFJ、みずほ、三井住友)はそれぞれ傘下の商業銀行における、大幅な業務量削減を含む改革構想を発表した。中でも三井住友フィナンシャルグループは、改革が先行する米国の銀行を参考に、リテール業務の大胆な改革を本格化することを宣言している。

 本書では、そういった銀行業界の現況を分析するとともに、この10年の米国の銀行界がどのような改革を行ってきたかを、複数の事例をもとに紹介。日本の銀行における改革の行方と、銀行員のあり方、働き方がどのように変わっていくかを占っている。

 改革の旗手として著者がまず取り上げるのは、三井住友の中野坂上支店だ。

 

三井住友の“銀行らしからぬ”次世代店舗… 続きを読む

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