『利益を上げ続ける逆転の発想 「あいまい・もやもや」こそが高収益を生む』

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出版社:日刊工業新聞社、発行:2018/03、定価:1,500円(税別)

著者:菅原 伸昭/藤井 幸一郎

菅原 伸昭:元THK(株)執行役員事業戦略特命本部長。2017年からはAIベンチャーを立ち上げるとともに、営業組織構築のコンサルティングや業界構造・ビジネスモデル解明のリサーチなどを行う。THK入社前はキーエンスにて海外事業の立ち上げに従事。

藤井 幸一郎:経営コンサルタント。2017年にアトラトル(株)を設立し、海外市場の消費者や販売チャネルの「ありのまま」の調査とその背景データを分析して提供するサービスを行っている。

目次

1.市場という幻想 2.個客の時代に必要なProduct-Customers-Fit 3.Product-Customers-Fitの始め方・進め方 4.個客情報の蓄積が次の商品・事業を生む  Product-Customers-Fitのもう一つの効果 5.高収益を生む4つの理由 6.Product-Customers-Fitの応用 7.自然の生態系と進化はProduct-Customers-Fitの手本 8.Product-Customers-Fitに欠かせないパターン認識と気づき 9.気づきを生む組織を作る 10.共有化された価値観が気づきを組織の行動に変える 11.気づきを生むリーダーの思いと気づきを生み続ける組織風土 12.日本だからできる気づきを生む組織の作り方

ダイジェスト

現代の消費者ニーズに応える「Product-Customers-Fit」を提案

 現代社会の「変化」や「多様化」に柔軟に対応できるビジネスへの転換が、あらゆる企業に求められているのは、疑う余地もないだろう。とりわけ日本の消費者の行動は、明らかに変化し、多様化している。大衆のニーズがほぼ共通しており、企業としてどのようなものを提供すればいいかがはっきりと予測できた時代に比べ、現代の消費者ニーズは気まぐれで「あいまい・もやもや」としているのだ。

 本書では、企業がそうした状況に対応し、逆に活用して高収益を上げる「Product-Customers-Fit」という概念と手法を提案。これは著者の二人が、これまでの経験を踏まえ考案したオリジナルの手法で、シリコンバレー発の「Product-Market-Fit」をアレンジしたものだ。現代の日本では、単一の「市場(Market)」が存在しづらく、それよりも「個々の顧客=個客(Customers)」のニーズに対応していくべき、との考え方をベースにしている。

 

ニーズは「なくてはならない」から「あったらいいな」に変化… 続きを読む

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