『戦略参謀の仕事』-プロフェッショナル人材になる79のアドバイス

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出版社:ダイヤモンド社、発行:2018/02、定価:1,800円(税別)

著者:稲田 将人
株式会社RE-EngineeringPartners代表/経営コンサルタント。早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所より企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号を取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社退職後は大手企業の代表取締役、役員、事業・営業責任者として企業改革を行う。著書に『戦略参謀』(ダイヤモンド社)、『PDCAプロフェッショナル』(東洋経済新報社)等がある。

目次

1.企業における参謀とは、どういう存在か
2.なぜ、参謀機能が必要になるのか?
3.参謀の基本姿勢とマインドセット
4.戦略とは何か
5.問題解決の基本は、MECE×ロジックツリー+仮説思考
6.必修の経営知識と実践知
7.組織のPDCAを正しく起動し、事業運営力を磨き続ける
8.人間の「業」に対処する

ダイジェスト

企業の参謀としてあるべき姿とは

 成長を続ける優良企業には、経営トップを補佐する有能な「参謀役」が存在することが多い。経営企画室や経営戦略室といった参謀機能を果たす部署が設けられているケースのほか、社内で人望の厚い役員や腕利きの部長などの幹部社員がその役割を担うこともある。

 本書の著者は、参謀役がいるといないとでは、企業のパフォーマンスに天と地ほどの差が出ると指摘する。では、プロフェッショナルな参謀として企業の成長に貢献するには、どんな能力とマインドが必要で、具体的に「何」をどのようにすればいいのか。

 重要なのは、単なる問題解決能力だけではない。企業が直面する現実と数字に、いかに取り組むことができるかだ。

 本書では、著者の実務における事業の立て直しや経営コンサルタントとしての経験をもとに、「実際に起きたこと、起きていること」に基づき、日本企業の実態に則した「参謀」のあるべき姿、するべき仕事を描いている。

 

トップの手が回らない、事業や経営の課題や業務に対応する

 本書によれば、参謀の役割は大きくわけて三つだ。

 まず、トップの意思決定の精度を上げるための現状分析と起案。過去や現状の「見える化」を進め、取るべき方向性を検討できる状態をつくり、場合によっては自ら戦略立案を行う。

 二つ目が… 続きを読む

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