『100年成長企業のマネジメント』

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出版社:日本経済新聞出版社、発行:2017/12、定価:3,000円(税別)
著者:河合 篤男/伊藤 博之/山路 直人 河合 篤男:名古屋市立大学大学院経済学研究科教授。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程中退。博士(経営学)。著書に『切磋琢磨』(生産性出版)など。 伊藤 博之:滋賀大学経済学部教授。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程中退。博士(経営学)。著書に『アメリカン・カンパニー』(白桃書房)など。 山路 直人:福井県立大学経済学部教授。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経営学)。著書に『企業革新の研究』(白桃書房)など。

目次

1.3M・組織ライフサイクル・戦略駆動力
2.失敗に始まった会社
3.組織に経営理念が吹き込まれるプロセス
4.イノベーション・マシーンの稼働
5.組織の成熟と再活性化
6.外部からのCEOによる改革
7.浮かび上がる戦略的方向性と手ごたえ
終.長期成長の鍵

ダイジェスト

「戦略駆動力」が3Mを100年以上成長させ続けた

 高い業績を上げるグローバルな化学・電気素材メーカーである「3M(スリーエム)」は、「世界で最も創造的な大企業」「イノベーション・エリート」と賞賛されることも多い。米国ミネソタ州セントポール郊外のメープルウッドに本拠地を置く同社は現在5万5000種もの製品を扱っており、毎日平均1.5個の新製品を開発すると言われている。

 さらに、3Mの創業は1902年であり、100年を超える歴史を積み重ねてきた。社員に「失敗」を奨励するなど独特の社風を維持し、長期雇用の原則などでも知られる。それでいて長期にわたり成長と、絶え間ないイノベーションを続けてきているのである。

 本書では、3Mの創業から現在に至る経営史を追いながら、その成功の本質を「戦略駆動力の経営」という切り口で解き明かしている。3Mは「イノベーション企業として成長する」ことを全社で共有し、それを組織の力とするような経営を続けてきた、というのだ。

 

イノベーションの停滞を是正したマックナイト社長… 続きを読む

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