『関係人口をつくる』-定住でも交流でもないローカルイノベーション

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出版社:木楽舎、発行:2017/10、定価:1,400円(税別)

著者:田中 輝美
ローカルジャーナリスト。島根県浜田市出身。大阪大学文学部卒業後、山陰中央新報社に入社し、報道記者として、政治、医療、教育、地域づくり、定住・UIターンなど幅広い分野を担当。2014年秋、同社を退職して独立、島根を拠点に活動している。第11回ロハスデザイン大賞2016ヒト部門で大賞受賞。2017年、大阪大学人間科学研究科修士課程修了。一般財団法人・日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の運営委員も務める。

目次

1.いまなぜ関係人口なのか
2.関係人口ってなんだろう?
3.関係案内所 しまコトアカデミー
4.メイン講師 指出一正さん ソトコト編集長が関わるワケ
5.企画運営 藤原啓さん 地元シンクタンクの"賭け"
6.メンター 三浦大紀さん 人をつなげる魔法
7.主催 島根県"過疎先進県"の意地
8.関係人口のつくり方

ダイジェスト

 日本は本格的な人口減少時代を迎えている。とりわけ地方での減少は深刻であり、2040年までに全国の市町村の約半数が「消滅」の危険性があるという、いわゆる「増田レポート」は社会に衝撃を与えた。

 だが、ここにきて新たな前向きな「人口」の考え方が脚光を浴びている。「関係人口」である。地方に住んだり、交流や観光で滞在するだけでなく、関心を持ち、離れた場所にいても現地と何らかのかたちで関係性を持ち続ける人たちのことだ。関係人口がその地域の特産品を購入したり、振興のアイデアを出すことで地域は活性化しうる。

 本書では、地元島根県を拠点に「ローカルジャーナリスト」として活躍する著者が、総務省の研究会などでも注目される関係人口のコンセプトやその背景などを解説する。また、それとともに、関係人口を増やす取り組みの一つである、島根県と雑誌「ソトコト」のコラボによる「しまコトアカデミー」を詳しく紹介している。

 

ハードルが高すぎる「定住」、住民の負担が大きい「交流」… 続きを読む

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