『サービスイノベーションの海外展開』-日本企業の成功事例とその要因分析

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出版社:東洋経済新報社、発行:2017/09、定価:3,600円(税別)

伊丹敬之:国際大学学長。一橋大学名誉教授。一橋大学商学部助教授、スタンフォード大学客員准教授、一橋大学教授、東京理科大学教授を経て2017年9月より国際大学学長。
高橋克徳:東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。
西野和美:一橋大学大学院商学研究科准教授。
藤原雅俊:一橋大学大学院商学研究科准教授。
岸本太一:東京理科大学大学院イノベーション研究科講師。

目次

総論 日本発サービスイノベーションの海外展開
1.良品計画 コンセプト、商品、店舗の一体展開
2.大戸屋 店内調理の海外展開
3.セコム 「日本発の仕事観」浸透による成功
4.公文教育研究会 共感でつながる海外展開
5.日本発コンセプトのパワーと具現化
6.社会インフラを超えるビジネスシステム設計
7.「理念の伝道師」主導の現地経営
8.相互作用が生まれる「場」の輸出

ダイジェスト

海外進出に成功しているサービス業4社の事例を分析

 日本の産業は製造業が優位にあり、サービス業は他国に遅れを取っていると指摘する声は大きい。サービス業では全般的にイノベーションの不足、生産性の低さがしばしば問題視される。

 海外進出についても製造業における生産拠点移転などは注目されるものの、サービス業についてはそれほど知られていない。だが実際には、海外で現地の人たちを顧客として成功する企業は少なくない。

 本書では、そうした海外事業の先進事例として、良品計画、大戸屋、セコム、公文教育研究会というSPA(製造小売業)、飲食業、警備、教育の各分野において独自のコンセプトで勝負する4社の海外事業を取り上げ、各々の事例を紹介した上で、成功の理由について理論的に分析を加えている。

 「無印良品」のブランドでアパレル・生活雑貨等の製造販売を専門店で展開する良品計画は、近年、中国を中心に積極的に海外事業を推進。2017年2月末時点で海外403店舗を運営している。

 

無印良品の「シンプルさ」が過剰消費に疲れた中国人にヒット

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