『2030年 ジャック・アタリの未来予測』-不確実な世の中をサバイブせよ!

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出版社:プレジデント社、発行:2017/08、定価:1,800円(税別)

著者:ジャック・アタリ
フランスの経済学者、思想家、作家。1943年アルジェリア生まれ。フランス国立行政学院(ENA)卒業、81年フランソワ・ミッテラン仏大統領顧問、91年欧州復興銀行の初代総裁などの要職を歴任。ソ連の崩壊、金融危機、テロの脅威、ドナルド・トランプ米大統領の誕生などを的中させた。著書は『21世紀の歴史』、『金融危機後の世界』(いずれも作品社)、『アタリの文明論講義:未来は予測できるか』(筑摩書房)など多数。
訳者:林 昌宏

目次

1.憤懣が世界を覆い尽くす
2.解説
3.九九%が激怒する
4.明るい未来

ダイジェスト

2030年までに何も対策しなければ世界は「破局」へ向かう

 現在の世界情勢に不穏な空気を感じとっている人は多いのではないか。安全保障、気候変動、経済格差、エネルギーなど不安の種は尽きず、めまぐるしく変化する状況に、数年後でさえ予見するのが難しいのが現実だ。

 そんな中、本書では、注目の「世界的な知性」の一人であり、マクロン仏大統領を抜擢し大統領の座に押し上げた実績もあるジャック・アタリ氏が、2030年までのさまざまな分野における「明るくない未来」を、データや経済理論をもとに大胆に予見。「憤懣」から「激怒」へと時代の空気がエスカレートし、世界全体が「自滅」へと突き進むさまに警鐘を鳴らしつつ、それを防ぐための私たち一人ひとりによる意識改革と行動を促している。

 アタリ氏は、このまま何も対策を講じなければ、2030年までに人類が「破局」に至るのは間違いないと断言する。その主な原因は、規範のないままに急速に広がった市場のグローバリゼーションにあるという。

 

世界市場に利己主義を律する規範がないことが問題

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