「フリマアプリ」最前線

持ち物をすぐに現金化するアプリ「CASH」の可能性

2017.10.08 Sun連載バックナンバー

 近年、「ヤフオク」や「メルカリ」など、個人がスマートフォンで手軽に中古品が売買できるフリマアプリが、若年層を中心に利用者を伸ばしています。

 今年登場した新しいアプリ「CASH」も、個人が中古品を売却できるサービスです。しかし、ヤフオクやメルカリとは違い、「画像を投稿しただけで、手持ちのアイテムを現金化できる」という特長があります。

 

なぜ写真を撮るだけで現金が発生するのか?

 CASHは「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる」をテーマとしたアプリです。渋谷に本社を構える株式会社バンクという企業が運営しています。

 CASHが話題となった理由の一つは、現金化するスピードにあります。アプリを起動して、売りたいアイテムを撮影するだけで、査定価格がすぐに出ます。その金額に納得し、ボタンを押すと、即座にアプリ内にその金額が振り込まれます。

 アプリ上のキャッシュを現金に変える方法は、銀行振込かコンビニ受取が選択可能。ユーザーはお金(現金)を受け取った後に、アイテムを発送します。アイテムの発送に際して、宅配業者が自宅に集荷に訪れ、送料も無料となります。

 しかし、実際にはそんな法的な議論が深まる前に、CASHは人々の話題にのぼらなくなりました。なぜなら、わずか1日足らずでこのサービスが停止に追い込まれてしまったからです。

 CASHがリリースされたのは今年6月28日でしたが、サービスの利用開始から16時間後、翌日の6月29日には、査定サービスが一時停止となりました。

 その原因の1つは、… 続きを読む

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小山田 明人

小山田 明人

株式会社ネクストアド代表取締役

1982年生まれ。神奈川県横浜市出身。「食えるライターを育てる」をビジョンンに掲げライティングチームを結成、ビジネス、ITを中心に様々なコンテンツに記事を寄稿。自身でもスクールキャッチという教育系ポータルサイトを運営する。経営する学習塾では中高一貫校の作文指導に携わる。http://www.nextad.co.jp/

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