VRを利用した疑似体験が、ビジネスの可能性を広げる(第2回)

VRは企業の社会貢献活動(CSR)にも活用できる

2017.07.12 Wed連載バックナンバー

VRとCSRは相性が良い

 ここ数年で、よく耳にするようになった「VR」という言葉。特に昨年(2016年)は技術の進化がめざましく、「VR元年」は呼ばれるほどの盛り上がりを見せました。

 VR(ヴァーチャル・リアリティ、仮想現実)とは、コンピュータ等を使って再現した映像などを、まるで現実かのように感じることができる技術のことです。前回は企業のプロモーションにおける導入例を紹介しましたが、今回は、企業のCSR(社会貢献活動)にVRを利用している例を紹介します。

 実はVRの「疑似体験する」という技術は、CSRと非常に親和性が高く、「慈善事業」や「寄付活動」とはまた違ったCSRの手法として注目が集まっています。実際に導入している企業の例を見ていきましょう。

 

新米ドライバーはVRで経験を積む

 トヨタ自動車では安全運転を促す取り組みのひとつとして、VRを使った「TeenDrive365」を発表しています。

 これは、新米ドライバーが陥りやすい「よそ見運転」のリスクを、VRによるシミュレーションでわかりやすくあらわしたプログラムです。ユーザーが実際にトヨタの車に乗り込み、専用のスコープを付けて、シートベルトを締めてハンドルを握りながら、コースを進んでいくという、操作性のあるVRコンテンツになっています。

 運転中には、… 続きを読む

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高島 ちなみ

高島 ちなみ

フリーライター

2012年より執筆活動を開始し、ビジネスコラム・グルメレポートなどを執筆。無類の図書館好き。趣味が高じて司書資格も取得。ライブラリアン・検索技術者として、WEB媒体向けのレファレンス支援も行う。

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