毎月最終金曜日は○○の日

ビールが半額!?プレミアムフライデーのメリットとは

2017.02.23 Thu連載バックナンバー

 経済産業省は、2017年2月より毎月末金曜日を「プレミアムフライデー」と設定。第1回目のプレミアムフライデーは、さっそく明日24日に実施される。

 しかし、プレミアムフライデーが一体どのようなものなのか、よく理解していない人も多いだろう。プレミアムフライデーはそもそも何を目的とした制度なのか、プレミアムフライデーによって、個人や企業にどのようなメリットがあるのだろうか?

 

15時からビールが半額になる飲食店も

 経産省が掲げるプレミアムフライデーの狙いのひとつに、「充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革」が掲げられている。これを実現するため、経産省は企業に対し、プレミアムフライデーの日の退勤時間を、通常よりも早めるよう呼びかけている。報道では「15時退社」が退勤時間の目安として指摘されるケースが多い。

 プレミアムフライデーの目的はもうひとつ、「個人消費の喚起」もある。同省が運営するプレミアムフライデーのウェブサイトでは、制度導入の狙いのひとつとして、以下のような説明がされている。

 「給料日後の最初の金曜日には、平均消費額が高くなる傾向が見られています。そこで、この月末の金曜日に、消費者がプレミアムと感じるモノやコトを味わうことで、日常より少し豊かな時間を過ごすことが出来る、プレミアムフライデーを提案しています。(中略)価値のある商品・サービスに対し適正な対価が支払われることで、デフレ的傾向を変えるきっかけとなることが期待されています」

 つまり、サイフの紐が緩みやすい給料日直後に、消費のための時間を確保することで、経済活動を促進する狙いがあるのだ。

 同省の取り組みに呼応するように、飲食、宿泊、レジャーなどのサービス業界が関連付けた新サービスを発表している。たとえば旅行会社では、金曜日の夜に出発し、そのまま土日を過ごす「2.5日旅」という商品を提案しているところもある。また飲食店では、オープン時間を通常の17時から15時に早めたり、ビールを通常の半額で提供する店もある。個人としてプレミアムフライデーを利用する分には、確かにメリットがありそうだ。

 

忙しい月末の週末に、そんな暇はあるか?

 プレミアムフライデーへの参加は強制ではなく、各企業に委ねられているが、企業の目線でいえば、このプレミアムフライデーを歓迎しているとはいえないようだ。

 2017年1月に旅行会社のDeNAトラベルが行った、プレミアムフライデーに関するアンケート(PDF)によれば、「勤めている会社はプレミアムフライデーを導入予定ですか?」という問いに対し、… 続きを読む

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松原 留実/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

松原 留実/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

ライター

関西出身のフリーライター。広告代理店でのライターを経て独立後。現在は求人コンテンツ制作を中心に、マーケティング、ビジネスジャンルを中心に取材・執筆を行っている。その他、履歴書・志望理由書作成のフォロー活動にも取り組んでいる。

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