電力会社選びはここがポイント(第2回)

新電力会社に変えても料金が高くなるケースがある?

2016.04.22 Fri連載バックナンバー

 4月1日から電力小売りの自由化が実施されましたが、既存の地域電力会社から新電力会社に切り替えるかどうか、迷っている方も多いでしょう。

 前回は広告のキャッチコピーを元に「選んではいけない」新電力会社を紹介しましたが、今回は新電力会社が、既存の地域電力会社と比べ何が優れているのか、切り替えるメリットはどこにあるのか、選択のポイントを紹介します。

 

新電力会社の基本料金は5~7%安い

 新電力会社に切り替えるメリットは、なんといっても料金です。新電力会社に切り替えることで、基本料金を安くすることができます。新電力会社の場合、自前で発電設備を保有しているところは少ないので、設備コストなどの固定費が抑えられるため、基本料金を安く抑えることができるのです。地域電力会社に比べ、基本料金のお得度は5~7%程度とされています。

 また、季節によって電気消費量に大きな差があり、従量料金(電気使用量に応じて支払額が変わる料金)が多い利用者の場合にも、電気料金を安くすることが可能です。

 具体的には、一般家庭であれば電気消費量の多い大家族、ビジネスであれば、夏の冷房使用量の多いスーパーや小売店、商店、事業所などでは、新電力会社に切り替えた方が有利になるケースが多いです(理由については後述します)。

 

新電力会社が倒産しても電気は届けられる

 安さの一方で、「新電力会社に切り替えると、電気をきちんと供給してくれるのか」「倒産した場合、どうなるのか」といった不安を抱いている人も多いかもしれません。

 しかし、電気の安定供給については、心配し過ぎない方が良いかもしれません。というのも、… 続きを読む

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廣瀬 鉄之介

廣瀬 鉄之介

エネルギージャーナリスト

産経新聞社で経済記者を務めた後、、経産省団体でエネルギー関係の広報・情報誌編集等に携わる。退社後、2008年から、エネルギー・電力問題の執筆活動を続ける。

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