ケータイ業界の最新動向に迫る(第13回)

今後ビジネスの現場で選ばれるスマートフォンとは?

2016.06.23 Thu連載バックナンバー

 業務効率化に役立てるため、スマートフォンをビジネスの現場に導入する動きは年々高まってきている。これまではセキュリティを重視してiPhoneを導入するケースが多かったが、Windows 10 Mobileの登場によってその流れが大きく変わろうとしている。

 

ビジネス利用が進みつつあるスマートフォン

 コンシューマー向けには定着が進んで久しいスマートフォンだが、ビジネスでの利用はこれまであまり進んでいなかった。日本のビジネスシーンにおける携帯電話の使われ方は専ら音声通話が主流であることから、音声通話がしやすいフィーチャーフォンに対する法人のニーズは現在でも非常に根強く、またスマートフォンよりもタブレットの方が利活用が進んでいるという状況であったのは事実だ。

 だがここ最近、スマートフォンをビジネスの現場で利用しようという動きが急速に高まりつつあるようだ。その理由の1つは、普段からスマートフォンを利用する人が増えたことで、スマートフォンの利活用に抵抗を抱く人が少なくなってきたこと。そしてもう1つは、ビジネスに活用できるアプリケーションの充実が進んだことである。

 たとえば最近、「チャットワーク」「Works Mobile」などのように、チャット機能を活用して社員同士のコミュニケーションを円滑にするツールやサービスが増えている。こうしたツールをスマートフォン上で利用することで、場所を選ぶことなくいつでもすぐに情報を共有したり、簡単な打ち合わせをしたりすることができるようになり、ビジネスの効率化を進められる訳だ。

 スマートフォンの利用拡大とツールの充実によって、法人向けの導入も拡大しつつあるスマートフォン。そのスマートフォンを企業が導入する上で、これまで多く採用されてきたのはアップルのiPhoneであった。その理由は、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

スマホの進化が停滞しても、カメラの進化は続く
佐野 正弘

佐野 正弘

ライター

福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。著作:『Windows&iPhone連携テクニック Windows 8.1対応』(共著、インプレスジャパン)、『今すぐ使えるかんたんPLUS Androidアプリ 大事典』(共著、技術評論社)、『ポケット百科 Xperia arc 知りたいことがズバッとわかる本』(共著、翔泳社)など

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter