注目のニュースリリース 2015年4月~9月(第10回)

「WebアプリのUIをスマホで分散処理」等34本

2015.06.11 Thu連載バックナンバー

 Bizコンパス編集部が選ぶ注目のITニュースリリース。今週は「WebアプリのUIをスマホで分散処理」など34本のニュースリリースをご紹介します。

 

スマート端末でWebアプリを安全に実行

 スマートフォンを仮想化するエンジンを端末側とサーバ側にそれぞれ搭載し、UI処理は端末側、データ処理はクラウド側で分散処理する技術です。スマート端末で動作するWebアプリで、シンクライアントと同様の安全性と優れた操作性を実現できるといいます。

富士通研究所が、Webアプリケーションのユーザーインタフェース(UI処理)とデータ処理を分離することで、スマートフォンなどのモバイル端末でシンクライアント端末と同様の安全性と操作性を両立した仮想化技術を開発(2015/05/29)

 スマート端末が扱うデータで患者情報や社外秘情報といった高い秘匿性が求められる場合、安全面では端末にデータを残さないシンクライアント環境が理想ですが、モバイルネットワークの状況や端末側の処理能力によっては、人が遅いと感じる数百ミリ秒から1秒程度の遅延が発生することがあり、スワイプ操作やタップ操作などスマート端末特有の操作に影響することが課題でした。

 

「フェデレーテッドクラウド」サービス

 特徴の異なる複数のクラウドを組み合わせて、統合的な利用を可能にする「フェデレーテッドクラウド」を実現するサービス群です。日立のマネージドクラウドのほか、AWS、Azure、Salesforceなどパートナーのクラウドを適材適所に組み合わせてシームレスに利用できます。サービスはフェデレーテッドクラウドを実現するもの4種と、セキュリティ関連7種、コンサルティングからなります。

日立製作所が、プライベートクラウドやマネージドクラウド、パートナークラウドといった特徴の異なる複数のクラウドを適材適所で組み合わせて統合的に利用する「フェデレーテッドクラウド(Federated Cloud)」を可能にするサービス群を順次提供開始(2015/05/28)

 近年、企業などのITシステムでは、安定稼働や開発・運用にかかるコスト削減に加え、グローバル事業の拡大や新規事業の立ち上げを目的として、初期投資を抑えて短期間でシステム構築や構成変更を行うことができるクラウドの重要性が高まりつつあります。

 一方、クラウドの導入にあたっては、企業が社内に構築するシステムから外部の事業者が提供するサービスまで、さまざまな選択肢を、導入の目的や用途、運用上の負荷・コストを踏まえて適切に使い分けるため、高度なノウハウが求められます。また、ITシステムに対するサイバー攻撃が高度化・巧妙化する中、クラウドにおいてもサイバー攻撃の脅威に対応するセキュリティ対策が大きな課題となっています

 

VPN接続拠点をグローバル展開

 企業向け仮想ネットワークサービス「Arcstar Universal One Virtual」の接続拠点を、従来の国内のみから、米国(東海岸と西海岸)、英国、シンガポール、中国(香港)に順次拡大。27カ国/地域で利用可能にします。また、今後は海外接続拠点の拡大に加えて、API機能の拡充や認証機能の強化などを行っていく予定とのことです。

NTTコミュニケーションズが、企業向け仮想ネットワークサービス「Arcstar Universal One Virtual」の新たな接続拠点を欧・米・アジアに設置してグローバル展開を開始(2015/05/26)

 「Arcstar Universal One Virtual」は、「Arcstar Universal One」やインターネット・他社回線の環境があれば、既存のネットワーク環境を変更せずに、拠点からの接続であればアダプタタイプを導入するだけで、モバイルネットワーク環境があれば端末にアプリタイプをダウンロードするだけで、簡単にVPNを構築することが可能です。

 

 その他、Bizコンパス編集部が選んだ注目のニュースリリースです。… 続きを読む

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