世界の国別ランキング「もっとも○○な国は?」(第8回)

世界のIT 活用度ランキング、日本は何位?

2015.06.24 Wed連載バックナンバー

 インターネット登場後の世界で、情報通信技術(IT)をうまく活用できているか否かが国の経済・社会成長に大きく影響する。

 フランスの経営大学院「INSEAD」(インシアード)などが2015年4月に発表した情報通信技術の活用度を示す「ネットワークド・レディネス・インデックス(NRI)」ランキングでは、各国がどれほど情報通信技術を使いこなしているかを見ることができる。

 このランキングは143カ国・地域を対象に、政治・規制、ビジネス・イノベーション、インフラ、コスト、スキルなど10項目を評価し、総合指数を算出している。

 今回は、NRIランキングから世界各国の情報通信技術活用に関する現状を伝えたい。

 

情報通信技術を最も活用している国は、意外にもあの国

 2015年版のNRIランキングで1位になったのは、情報通信技術を使いこなしていそうな米国や日本ではない。1位は東南アジアの中心に位置するシンガポールだ。同国が1位になった理由は後述する。

 2位は2年連続で首位だったフィンランド、3位は前回2位のスウェーデンとなった。4〜9位はオランダ、ノルウェー、スイス、米国、英国、ルクセンブルクの順となった。

 日本は、これらの国に続く10位だった。10位という順位を高いと思うか、低いと思うか、評価は分かれるかもしれない。重要なのは、どの項目が弱みとなっているのかを分析し、今後の対策につなげることだろう。

 日本に続く11〜20位は、カナダ、韓国、ドイツ、香港、デンマーク、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、アイスランド、オーストリアの順だ。

 

総ランキングを算出する10項目 シンガポールの優位性はどこにあるのか

 ここで、この総合ランキングを算出している10項目を見てみたい。10項目は「政治・規制」「ビジネス・イノベーション」「インフラ」「コスト」「スキル」「個人利用」「ビジネス利用」「政府利用」「経済への影響」「社会への影響」。この10項目を個別に見ることで、その国の情報通信技術活用に関する弱み・強みが見えてくる。… 続きを読む

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岡 徳之

岡 徳之

編集・ライター

「東洋経済オンライン」や「CNET Japan」など有力ニュースサイト約25媒体で執筆を担当。専門領域は、ビジネス・マーケティング・クリエイティブ・IT・ライフ・人物インタビューなど多岐に渡る。事業会社が運営するオウンドメディアの企画・開発・編集・執筆や、外資系企業のウェブサイトの日本市場向けローカライズにも携わる。現在は、シンガポールを拠点に、アジア各国を行脚しながら、執筆活動を行う。

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