世界の国別ランキング「もっとも○○な国は?」(第3回)

アジアで最も経済活動が活発な都市はどこ?

2015.04.07 Tue連載バックナンバー

 米系シンクタンク「ミルケン・インスティチュート」は、雇用、収入などの経済指標を基に、アジア24都市を比較したランキングを発表している(Best-Performing Cities Asia 2014 THE REGION’S MOST DYNAMIC ECONOMIES)。同ランキングでは「アジア地域で最もダイナミックな都市」というテーマのとおり、どの都市の経済活動が活発なのかが紹介されている。

 今回はこの「アジアの都市ランキング2014年版」から、アジアのどの都市が経済的に活発なのか、日本の都市はどのように評価されているのかを取り上げる。

 

ランキング・トップ4を中国の都市が独占

 このアジア24都市ランキングでは、日本からは東京、大阪のほか、京都がランク入りした。日本の都市の経済活発度合いがどのように評価されているのか気になるかもしれない。しかし、3都市はトップ10位に入っていない。

 トップ10のうち6都市が中国からのランク入りとなった。さらには、1位が広東省深セン、2〜4位が広州、成都、天津と、トップ4を中国の都市が独占する形となった。

 このほかインド・デリー(5位)、マレーシア・クアラルンプール(6位)、中国・北京(7位)、シンガポール(8位)、ベトナム・ホーチミン(9位)、上海(10位)がトップ10の顔ぶれとなった。

 このランキングでは7指標を総合評価して順位付けしている。7指標は「2008〜13年の雇用成長」「2012〜13年の雇用成長」「2008年〜13年の収入成長」「2012年〜13年の収入成長」「2008年〜13年の高付加価値産業の成長」「2012年〜13年の高付加価値産業の成長」「一家族当たりの収入(購買力平価換算)」だ。

 総合1位の深センは、個別指標では1位となった項目はない。しかし、各指標が上位にランクインしたことで総合首位となった。

 深センがアジア24都市の中で経済活動が最も活発と評価される背景には… 続きを読む

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岡 徳之

岡 徳之

編集・ライター

「東洋経済オンライン」や「CNET Japan」など有力ニュースサイト約25媒体で執筆を担当。専門領域は、ビジネス・マーケティング・クリエイティブ・IT・ライフ・人物インタビューなど多岐に渡る。事業会社が運営するオウンドメディアの企画・開発・編集・執筆や、外資系企業のウェブサイトの日本市場向けローカライズにも携わる。現在は、シンガポールを拠点に、アジア各国を行脚しながら、執筆活動を行う。

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