注目のニュースリリース 2014年10月~2015年3月(第10回)

「ハイブリッドクラウド検証環境」等38本

2014.12.04 Thu連載バックナンバー

 Bizコンパス編集部が選ぶ注目のITニュースリリース。今週は「ハイブリッドクラウド検証環境」など38本のニュースリリースをご紹介します。

 

BYOD対応Windows、Office統合ライセンス

 統合型情報共有クラウドサービス「Microsoft Office 365 E3」とモバイル環境管理ソリューション「Enterprise Mobility Suite」、クライアントOSのWindows Enterpriseの利用権「Windows Software Assurance per User」の3つを1つに統合したライセンスです。デバイス単位でなくユーザー単位のため、使用するデバイスの数を確認する必要がないとのことです。

日本マイクロソフトが、クラウドや多様なモバイルデバイスの普及に伴い、BYODのニーズに対応した法人向けの新しい統合ライセンス「Enterprise Cloud Suite」を提供開始(2014/11/21)

 現在の企業のIT環境では、クラウドサービスの普及や、携帯性に優れたモバイルPC、タブレット、スマートフォンなどの多様なデバイスが登場したことで、従業員が場所や時間にとらわれずに働くワークスタイルの変革や、個人所有のデバイスを仕事でも利用するBYOD(Bring Your Own Device)が急速に広がり、使い慣れたツールを使って生産性を維持しながら業務を遂行しやすくなった一方で、企業のIT管理者にとって新たな課題が生まれています。IT管理者が把握していない個人所有デバイスを従業員が勝手に利用して社内リソースにアクセスした結果、企業情報が漏えいしてしまうケースや、IT管理者が承認していないクラウドアプリケーションを個人や部門単位で購入して利用してしまうケース、アプリケーションごとに異なった ID とパスワードを設定して ID が乱立し、従業員の退職時に ID を無効化ができないケースなどが発生しています。

 

ハイブリッドクラウド検証環境

 ハイブリッドクラウド検証環境「ハイブリッドクラウドラボ」を東京、横浜、大阪の3拠点に開設しました。「Bizホスティング Enterprise Cloud」と、コロケーションエリアを1Gbpsの広帯域ネットワークで接続する「コロケーション接続サービス」の体験や、ハイブリッドクラウド環境の構築・運用の導入前の検証が可能で、原則、2週間の無料使用ができるとのことです。

NTTコミュニケーションズが、企業ICTシステム向けクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」とNTT Comのデータセンター間を広帯域ネットワークで接続したハイブリッドクラウド検証環境「ハイブリッドクラウドラボ」を無料提供(2014/11/20)

 企業ICTシステムのクラウド移行がますます進む一方で、クラウド基盤における既存アプリケーションの動作保障、既存ハードウェアの活用、自社専有の設備利用によるセキュリティポリシー遵守など、すべてのICTシステムをクラウド移行することへの課題が顕在化してきました。このような状況により、クラウドと既存ICTシステムとを組み合わせたハイブリッドクラウドの需要が高まっています。
 しかし、ハイブリッドクラウドを構築する場合、納期や費用面の制約により、実運用に近いハイブリッドクラウド環境の事前検証が十分に実施できず、移行後に、クラウドとオンプレミスのシステム間のネットワーク接続やアプリケーション連携にトラブルが発生するなど、結果的に運用費用が増加してしまうケースも出てきています。

 

国内レベルのシステム運用監視をASEAN地域に

 ASEAN地域の日系企業を主な対象に、日本国内と同レベルの障害対応や、リモートアクセスの際の安全な通信、顧客が自社システムの状況をリアルタイムで把握できる管理用ポータルサイトを提供します。自動化技術(RBA/Run Book Automation)を活用することで、システム運用コストを最大30%削減できるとのことです。

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が、ASEAN地域で24時間365日のシステム監視やシステム運用の自動化など日本国内と同レベルの障害対応を行うシステム運用監視サービス「CTC Proactive Service(CPS)」を提供開始(2014/11/20)

 CTCグローバル マレーシアは長年、マレーシア国内の23拠点でシステムの保守サービスも提供しており、今回のCTC Proactive Serviceの提供開始により、システムの予防監視から障害発生後の対応まで、トータルなアフターサービスが提供できるようになります。

 

先読みセキュリティソリューション

 社内ネットワークの機器をリアルタイムで集中管理する「セキュリティ統合管理・対処ソリューション」と、サイバー攻撃に関する情報とその対処法などを即座に提供する「脅威・脆弱性情報管理ソリューション」の2つのソリューションを提供して、サイバー攻撃を先読みして対策を打つというものです。併せてサイバーセキュリティ要員を2017年度までに倍の約1200名に拡充する計画です。

NECが、高度化・巧妙化が進むサイバー攻撃に対して、先読みして対策を行う「プロアクティブサイバーセキュリティ」を可能にする新ソリューションを2015年第1四半期に提供開始(2014/11/19)

 大規模なネットワーク環境においては、脆弱性等が顕在化したり新たな攻撃手法が開発された場合や自組織が攻撃を受けた場合に全ての機器の状況をリアルタイムに把握したり、対策を講じたりすることが困難でした。また、個々の機器レベルで導入するセキュリティ対策は、既知の攻撃への対応が中心であり、時間の経過とともに進化するサイバー攻撃に対してスピードと情報が不十分でした。

 

その他、Bizコンパス編集部が選んだ注目のニュースリリースです。… 続きを読む

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