二大スポーツの行方(前編)

アギーレジャパン発足、高い競争意識に期待

2014.09.09 Tue連載バックナンバー

 サッカー日本代表の新たな旅が始まった。ブラジルでのワールドカップを最後に退いたアルベルト・ザッケローニ前監督の後を受けたハビエル・アギーレ新監督のもと、最初の日本代表メンバーが選出されて、4年後のW杯ロシア大会へと続く険しい道のりを歩んでいこうとしている。ブラジルW杯で惨敗してプライドを傷つけられた“サムライブルー”は輝きを取り戻せるのか。それとも世界から取り残されてアジアの片隅に埋没するのか。すべてはアギーレ監督の手腕にかかっている。

 

個人よりチームの代表選手選び

 「将来性のある選手を呼びたい」。8月11日に日本の地を踏み、会見に臨んだアギーレ新監督が示したのは、これからの日本代表を自分の意志で作っていこうという決意だった。「代表に入ることに意欲的で、国を背負うことに意欲的な選手、個人でなくチームでプレーし、試合に貢献できる選手を呼びたい」という言葉には、人気や知名度だけでなく、日本代表というチームにどれだけ自分を捧げられるのかといった気持ちの有無が、選ばれる上で重要なことを示唆していた。

 そして、8月28日に発表されたアギーレ・ジャパン最初のメンバーは、来日時の言葉どおり、「しっかりと責任を果たす」ことができるとアギーレ監督が感じたメンバーが選ばれた。ベテランでは、日本代表のキャプテンを長く務めて来たフランクフルトの長谷部誠(30)や、底知れないスタミナでピッチを走り回って攻守に貢献するインテルの長友佑都(27)ら、自分の役割をしっかりと果たして日本代表を支えてきた選手が入った(長谷部は怪我のため代表合宿を離脱)。

 ブラジルW杯経験者からは、… 続きを読む

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産経デジタル

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