日々の暮らしがITで変わる(第4回)

子供にはスマホを、高齢者にはネットを!

2014.07.29 Tue連載バックナンバー

 世はネットワーク時代。子供でも携帯電話やスマートフォンを持たなければ、家族や友人との連絡にも支障を来し、トレンドから取り残されてしまうことも起こりかねない。高齢者もネットに触れなくては、外の世界から隔絶してしまう。

 もっとも、子供に携帯やスマートフォンを持たせて大丈夫かと不安顔の親は少なくない。高齢者には難しくてネットに触れないという声も依然多い。そんな世の中に対応しようと、玩具メーカーからは本格的な子供向けのスマートフォンが登場。また、NTTグループでは地方自治体などと協力して、高齢者でも簡単にネットを利用できるようなサービスを模索し始めた。

 

メガハウスから子供向けの本格スマホ

 「次世代における遊びのスタンダードを築きたい」。そんな奥山嚴社長の思いを乗せて、玩具メーカーのメガハウスでは7月下旬から、13歳くらいまでのローティーンを対象にしたスマートフォン「Fairisia フェアリシア」を市場へと投入する。ボディーカラーこそラベンダーだったりホワイトだったりとカラフルで、画面にもかわいらしいデザインのアイコンが並ぶが、中身は情報通信機器のOEMなどを手掛けるコヴィア・ネットワークスが企画・開発した、本格的なスマートフォンだ。

 メガハウスは、玩具大手のバンダイやゲーム「太鼓の達人」で知られるバンダイナムコゲームスなどが所属するバンダイナムコグループの玩具メーカーで、ロングセラーのアナログ玩具「オセロゲーム」や「ルービックキューブ」を取り扱っていることで知られている。それがどうしてスマートフォンを? そう思う人も多そうだが、実は玩具の世界では以前から、デジタル技術を生かした子供向けの玩具も手がけており、成長の早い段階から触れさせることで、デジタル機器への抵抗感のようなものをなくすことに貢献している。

 パソコンが登場した時代にはパソコンに似た玩具が登場し、携帯電話が普及し始めたら携帯のような形をした玩具が売り出された。今はタブレットに似た機器が人気のようで、メガハウスでも小学生向けのタブレット「tap me(タップミー)」シリーズを昨年7月から発売して、子供が楽しく遊んで学べるタブレットとして支持を集めている。

 

機能充実で子供満足、安全機能で親は安心

 普及が進むスマートフォンに目を付けたのも自然な流れといえそうだが、ここでメーカー側がこだわったのが、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

産経デジタル

産経デジタル

産経新聞グループ各媒体のウェブサイト運営、ポータルサイト・モバイル端末などへのニュースコンテンツなどの配信を手がけています。ウェブでも国内最大級のニュースサイト「MSN産経ニュース」などを運営する産経新聞グループの記者が「Bizコンパス」のために書き下ろした、ここでしか読めない記事です。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter