日々の暮らしがITで変わる(第2回)

3D/4K/VR――映像の世界で進む変化

2014.07.25 Fri連載バックナンバー

 フルHDに3Dに4KにVR。おそらく誰もがどこかで耳にしたことがあるだろうこれらの略語が指しているのは、さまざまなシーンで展開されている映像表現の形だ。

 画面の中にある人や物が立体的に見えるのが3D。映画の世界で当たり前に使われるようになって、ゲームの世界に広がってきている。最近話題の4Kは、隅々までくっきりと見える高精細映像のフルHDを、さらに4倍の画質にしたもの。あまりのリアルさに、見ている人がそこにいるような気分にさせられる。そしてVR(バーチャル・リアリティ)。仮想空間の中に入りこんで自在に動き回る体験を、気軽に味わえる。これらの技術が、映像の世界でどのような変化を起こしているのだろうか。

 

すみずみまでくっきりの4K映像

 7月初めに東京ビッグサイトで行われた「コンテンツ制作・配信ソリューション展」のパナソニックブース。担当者が手にした20型と少し大きめなタブレットに、東京・渋谷駅前にあるスクランブル交差点の様子が映し出されていた。見て驚いたのが、信号が変わっていっせいに渡り始める人、ひとりひとりの動きが手に取るように分かること。パナソニックが開発・販売している4Kタブレットのデモンストレーションで、担当者も「実際の風景を見ているような気になりませんか」と、高精細映像が持つ臨場感のすごさをアピールしていた。

 渋谷のスクランブル交差点といえば、サッカーのW杯で日本戦が行われた後、集まってきた若者たちが大騒ぎした場所としてニュースにも取りあげられたが、その映像は、地上デジタルのHD画面で見ても、テレビの向こう側のできごとという域を出なかった。しかし、タブレットに映し出された4Kのスクランブル交差点は、… 続きを読む

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産経デジタル

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産経新聞グループ各媒体のウェブサイト運営、ポータルサイト・モバイル端末などへのニュースコンテンツなどの配信を手がけています。ウェブでも国内最大級のニュースサイト「MSN産経ニュース」などを運営する産経新聞グループの記者が「Bizコンパス」のために書き下ろした、ここでしか読めない記事です。

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