世界のメイド・イン・ジャパン(第2回)

板金工場の職人技が世界を魅了する

2014.05.18 Sun連載バックナンバー

 埼玉県鳩ケ谷市にある町工場で作り出されたジュラルミン製品が、海の向こうのおしゃれな人たちを引きつけている。ジュラルミンを折り曲げ、革をはりあわせて作ったアタッシェケースや名刺入れ。他にはないクールな質感と、斬新なデザインが気に入り、F1ドライバーやハリウッド女優、アラブの王族といったセレブ層が買い求めているという。

 

板金工場のこだわりが生んだ品

 ブランドの名前は「エアロコンセプト」。新幹線や航空機の部品などを製造している町工場「渓水」の菅野敬一代表が、日本ならではの職人技とも言える精密な板金技術を生かし、10年ほど前から作り始めたものだ。

 菅野氏は祖父の代から続く板金工場の三代目。都内で工場を経営していたが、1990年代に入ってバブル崩壊のあおりを受け、工場は倒産に追い込まれた。「工場を閉め、死ぬことすら考えた」という菅野氏だが、そこで救いとなったのが、日本の中小企業ならではの高度な技術だった。… 続きを読む

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産経デジタル

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