注目のニュースリリース 2014年4~9月(第3回)

「仮想デスクトップをグローバル展開」等30本

2014.04.23 Wed連載バックナンバー

 Bizコンパス編集部が選ぶ注目のITニュースリリース。今週は「仮想デスクトップをグローバル展開」など30本のニュースリリースをご紹介します。

 

仮想デスクトップをグローバル展開

 Bizデスクトップ Pro Enterpriseは、シトリックス・システムズの「XenDesktop」を採用した仮想デスクトップサービスで、外出先のPCやタブレットからオフィスのPCと同じ環境を利用することができます。米国で同サービスが利用できるようになったことで、国内から海外拠点のPC環境を一元的に構築・運用管理してグローバルレベルでITガバナンスを強化できるようになりました。今後、欧州やアジアにもプラットフォーム拡大する予定とのことです。

NTTコミュニケーションズが、クラウド型仮想デスクトップサービス「Bizデスクトップ Pro Enterprise」について、米国のプラットフォームを用いてサービス開始(2014/04/10)

 日本企業の海外進出や、外国企業のM&Aなどの活発化に伴い、従業員による情報漏えい防止などのセキュリティ対策の重要性や、グローバルで統一されたITガバナンスなどのニーズが高まってきています。また、従業員がオフィスで利用するデスクトップ環境を各国で個別に構築するのではなく、同一のクラウド基盤で一元的に構築することによって、ITコストや稼働を効率化することも求められています。

 

他社クラウドと専用線接続でハイブリッドクラウドを構築

 ビットアイルのデータセンターとSoftLayerの東京都内にある接続拠点(TOKYO NW-POP)を顧客別に専用線接続するサービスで、セキュアかつ低遅延で接続・連携できるといいます。ビットアイルはAWSやMicrosoft Azureなど他社クラウドとのシームレスなクラウド連携を目指す「ハイブリッドクラウド」を推進しています。

ビットアイルが、同社データセンターとIBMのクラウドサービス「SoftLayer」を専用線で接続してハイブリッドクラウド環境を提供する「BI-Direct Access for SoftLayer(仮称)」を5月に提供開始(2014/04/08)

 クラウドサービスの利用が広く普及し、企業がITインフラを構築する際の選択肢が大幅に増えており、システムの要件やビジネスサイクルに応じ、パブリッククラウドやプライベートクラウド、オンプレミスのようなクラウド化されないシステムとのハイブリッドなインフラ構成のニーズが高まっています。

 

ソフトウェアのみで転送速度を10倍高速化

 出現頻度の高いデータだけを優先的に保存して重複データ量を最大約80%削減可能にした省メモリ化技術、CPU負荷を最大約4分の1に削減するデータ圧縮技術、高速化効果を予測しながら重複除去や圧縮処理の実施有無を判定する技術によって実現するとのことです。回線増強や専用ハードウェアの導入が不要で、モバイル端末でも転送速度の向上が可能。2014年度中の実用化を目指しています。

富士通研究所が、重複除去と圧縮によってソフトウェアだけでデータ転送速度を最大10倍に高速化でき、クラウドやモバイルなど多様な通信環境に適用可能なデータ転送高速化技術を開発(2014/04/08)

 重複除去や圧縮の技術は、ストレージシステムや転送高速化の専用ハードウェアなどに実装され、データ転送量を削減し、実効データ転送速度を高速化することが可能です。しかし、これらの技術をモバイル端末などに適用するソフトウェアで実現するには、以下の課題がありました。

 重複除去では一度送信したデータを双方がストレージに保存しておく必要があるため、モバイル端末のストレージなどでは容量が限られ、実現が困難。
一般的なモバイル端末に搭載されたCPUでは、重複除去・圧縮のCPU負荷が高く、通信全体の処理に時間がかかる。

 

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