話題の文房具を使ってみた(第9回)

長く付き合うほど惹かれる人、みたいな文具

2014.01.08 Wed連載バックナンバー

 知らない間にとてもとても進化している文具の世界。デジタルなガジェットに負けないアナログな創意工夫の数々に魅了される文具の世界を、実際に使ってレビューします。
 今回はコクヨ社の「ノビータ」です。人気アニメの登場人物のような名前ですが、その商品特性は、とってもスマートなのです。

 

帯に短しタスキに長しのクリヤーブック

 誰でもクリヤーブックって使ったことあると思うのですが、まあだいたい資料を入れっぱなし、棚にしまいっぱなしで、以来二度と開かない、なんていうことも。中身の増減に合わせて、何度も使う機会があれば、もっと活躍してくれるに違いない……と開発者が考えたかどうかは定かではありませんが、中身に合わせて伸び縮みする形状が支持されて、ヒットしている商品がこちら、「ノビータ」。

 これまでのクリヤーブックは、中身が少ない時はバコバコして邪魔くさかったし、ちょっとでも詰め過ぎるとすぐパンパンになって結局邪魔くさいという、ストライクゾーンの狭さが玉にキズだったわけですが、状況に合わせてスマートに姿を変えるこの「ノビータ」は懐の深さが売り。名前は「のび○」ですが、中身は「出来○くん」なのね、というわけ。

 

秘密は背表紙にあり

 通常のクリヤーブックは、背表紙がハードカバーの本のように一定の厚みがあり、その中心にまとめてクリアファイルが留められている構造になっています。結果的に、一箇所で留まっているわけです。この「ノビータ」は、二箇所に分割されて留まっています。そして背表紙が数カ所で折れ曲がるようになっている。これが容量によって厚みが変えられる秘密。

 といってもすいません、写真が下手であまり伝わってないかもしれない。というか、実物を見てもあまりピンとこないかもしれないです。見た目ではあんまりどこがどう違うのか、明快な差が分かりにくい。… 続きを読む

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棕澤 和宏/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

棕澤 和宏/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

広告制作会社エコトバ 代表取締役

業界デビュー作がJ-WAVEのネーミング。以来コピーライターとして20年以上キャリアを積むが、最近はコピーライティングの知識を生かしたWEBサイトのコミュニケーションプランの提案に軸足を移しつつある。

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