意外と知らない「接続詞」の使い方

ビジネス文書で「そして」「また」を使うのはNG

2017.09.20 Wed連載バックナンバー

 「文章力」というのは、ビジネスパーソンにとって必須となるスキルです。なぜなら、ビジネスシーンには、報告書、提案書、稟議書など、ビジネス文書が不可欠であるためです。文章力が高けれ高いほど、自身が述べたいことをストレートに伝えられ、コミュニケーションが円滑になります。

 今春発売されたビジネス書「文章を一瞬でロジカルにする接続詞の使い方」(吉岡友治著、草思社刊)によれば、文章力を高めるためには、「接続詞を正しく使うこと」が重要としています。本記事では同書を元に、「しかし」「つまり」など、接続詞を正しく使うポイントを紹介します。

 

接続詞は文章の道路標識である

 そもそも接続詞とは、文と文、段落と段落をつなぎ、文章の流れをスムーズにし、読み手にわかりやすく伝えるための言葉です。

 たとえば、「つまり」という接続詞の後には、前の文章をわかりやすく言い換える内容が、「しかし」「とはいえ」という接続詞の後には、前の文章の逆接となる内容が続きます。「たとえば」の後には、前の文章の具体例となる例文が続きます。接続詞は、読み手にあらかじめ、“このあとはこの展開になる”と想起させ、話の流れをわかりやすくする効果があるのです。

 一部のビジネス書では「論理立てられた文章に接続詞は必要ない」といった内容が書かれているものがあり、「良い文章=接続詞がない」と認識している人もいるかもしれません。しかしその考え方は、ビジネス文書には当てはまりません。

 小説の場合は、極端な話、接続詞は不要です。なぜなら、… 続きを読む

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高田 樫央

高田 樫央

フリーライター

製造業を中心に通訳・翻訳業に従事した後、フリーライターに転身。IT・セキュリティソリューション関連情報を中心に執筆。Webマーケティングに精通している。

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