ビジネスを成功に導くノート術(第2回)

ビジネスで「すぐに結果を出す」ためのノート術

2017.06.25 Sun連載バックナンバー

 「仕事のできる人」は、ノートや手帳を上手に活用し、メモをとっています。情報をノートにインプットすることで、仕事に効果的にアウトプットしているのです。

 しかし、なぜノートを取ることが「仕事ができる」につながるのでしょうか。今回は、経営コンサルタント、ジャーナリストとして活躍している中島孝志氏の著書「仕事が速い人の『手帳・メモ・ノート』超活用術」を参考に、「すぐに結果の出る」ノートの活用法を紹介します。

 

「メモ魔」は成功者になり得る

 ノートを取ることのメリットで最も大きなものが、ちょっとしたアイディアを忘れずに残しておける点です。

 アイデアを思いついたとき、「後で書いておこう」とそのままにして、忘れてしまったような経験は誰しもあるものです。書かなかったことを後悔しても、後の祭りです。

 たとえば、取引先で偶然部長と会い、30分ぐらい雑談を交わしたとします。色々と社内事情も聞けたからと上司に報告したとき、「それは良い事だ、その内容をA4の紙1枚ぐらいにまとめてくれ」と言われた場合、記憶だけを頼りに、話の全てを思い出すのは不可能に近いものです。

 ですが、メモしておけば話は別です。文章ではなく「キーワード」だけでも書き込んでおけば、それを元に後で書き加えることができます。このメモが貴重な営業戦略になる可能性もあります。

 すぐにメモするためには、思いついたらノートに書く習慣をつけることが大切です。メモ帳やノートでなくても、ポストイットでも大丈夫です。ポストイットをノートに貼り付けて保存しておけば、必要な時に参照できます。

 「メモ魔」の代表的な例として、ニッカウヰスキーの創設者である「マッサン」こと竹鶴政孝氏がいます。竹鶴氏はスコットランドの蒸留所にて、過酷な労働の合間に人目を盗んでメモをとりました。それが、国産ウィスキーの原点となる「竹鶴ノート」になったのです。まさに、メモがビジネスの成功につながった画期的な例と言えます。

 

書いたメモは「消さない」

 「メモ魔」であることは、ビジネスの成功につながる大切な要素ですが、ただメモをすれば良いのかというとそうではありません。職場でもがんばってメモをとっているのに、仕事が上達しない人はいるものです。

 そのような人は、メモの… 続きを読む

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大貫 忠雄

大貫 忠雄

フリーライター

CMやPR映像製作を20年経験。東芝関連の映像製作会社で制作担当およびプロデュース、その後新会社の設立に参加、三菱自動車などのPRビデオを担当後、独立。NECや西武百貨店教育用ビデオな人材教育や接客マニュアルの作成、企業のイベント等も経験。現在はフリーでライティング、コピーライティングを行う。

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