現場で使える英語テクニック(第2回)

ビジネス英語は「SVO」のたった3語で通用する

2017.04.25 Tue連載バックナンバー

 ビジネスの現場における英語は、決して難しいものは必要とされません。周囲の人間が理解できるレベルの簡易な単語を用いて、正確に伝えることが重要です。

 前編では、「中学英語レベルの単語でも、ビジネスの現場で十分通用する」ことを取り上げましたが、今回は「SVO(主語・動詞・目的語)」という、わずか3語の簡単な構成でも、ビジネスシーンでは十分に通用することを紹介します。

 

be動詞を使わない「SVO」が、シンプルな文章の鍵となる

 「SVO」という言葉を学校で習った経験のある人も多いでしょう。これは、英語の文章は、基本的に「誰が(主語:Subject)」「する(動詞:Verb)」「何を(目的語:Object)」という順番で構成されている示しています。

 英語は、SVOを意識すれば、とてもシンプルに表現することができます。逆に言うと、この3点を欠いてしまうと、伝わるものも伝わらないことになります。

 たとえば、「私はその書類を編集できます」という日本語を、英語で表現するとします。この場合、日本語の「~です」「~があります」を表現するために、be動詞を用いるケースがよく見られますが、それでは以下のような、長ったらしい文章になってしまいがちです。

 It is not difficult for me to edit the document.

 こんな時は「~する」という、動きのある動詞を使うことで短縮できます。

 I can edit the document.

 S(私は)、V(編集できる)、O(書類を)という、シンプルな並びに変えることができました。

 たとえば「名案がある」という文章も、be動詞を省くことでよりシンプルにできます。

 There is a good solution.
  ⇒I have an idea.

 「V」の部分に、be動詞ではなく、直接的な意味を持つ動詞を配置することが、短い文章で相手に伝えるポイントとなります。

 I know this device that lower our cost.
  ⇒This device will lower our cost.

 こちらは「この機器は経費を抑えます」という意味の文章ですが、上の文章は、主語を「I」としたために、長ったらしい文章になってしまいました。ですが、下の文章のように、「抑える(lower)」という動詞を用いることで、シンプルな文章に仕上げることができました。

 一文が長くなると、相手に意図が伝わらない恐れになります。「SVOで文章を完結する」ことを意識し、動詞にbe動詞を使わないだけで、シンプルで伝わりやすい文章ができます。

 

長ったらしい文章になりがちな「When」「If」文をどう処理する?

 英語で長文になりがちなのが、「~ならば」「~のとき」といった場面です。日本人はとかくWhenやIfを使いがちですが、これだと2つの文章が必要になってしまいます。

 この場合も、短い一文にすることは可能です。たとえば、「Aならば、B」というif条件節では、Bのほうを… 続きを読む

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森 香苗

森 香苗

フリーライター

語学留学、インターンシップ、外資系企業、海外勤務の経験を経て、主にビジネスに関する記事を執筆中。

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