現場で使える英語テクニック(第1回)

ビジネス英語は「中学レベル」でも通用する

2017.04.07 Fri連載バックナンバー

 ビジネスでの英語使用のニーズは高まり、これから自分の英語力をさらに磨きたいと考えている人も増えていることでしょう。

 しかし、何も高度な英語を身に付ける必要はありません。難しい英単語や難しい文法を新たに学ぶことではなく、既に頭の中にある、中学校で学ぶレベルの英語の使い方を変えていくことでも、ビジネスシーンでは十分に通用します。

 今回は、中学校で学んだレベルの英語を、ビジネスシーンに活用する方法を紹介します。

 

高度な英語スキルも、周囲が理解できなければ意味がない

 ビジネスの現場で求められる英語とは、「仕事を進めることのできる英語」です。つまり、仕事の遂行のために英語が存在するのです。そのため、ビジネスパートナーが理解できないような、難しい表現を用いる必要はありません。むしろ、「簡易な単語で、正確に伝える」ということが求められます。

 ここでいう簡易な単語とは「英語の基礎を学ぶ際に出てくる英単語」です。つまり、多くの人が中学校で習った単語のことです。日常会話ができるくらいの英語力を持つ人なら、それらの単語は、既に頭の中にあるということになります。

 意思疎通に必要な英単語は3,000語程度と言われています。ビジネスシーンであっても、特定の専門用語を除いては、中学英語でカバーできる範囲といえるでしょう。ビジネスでやり取りされているメールや文書を紐解いてみれば、実際に頻発しているのは中学英語であることが多いです。

 

その「問題」は「problem」か、「trouble」か?

 中学英語をビジネスで活用するためには、「同じ内容を、他の英単語や言い回しを使って伝えられるかどうか」という点が鍵となります。言い換える単語や表現の候補をたくさん持っておけば、英語コミュニケーションのストレスは軽減されるでしょう。

 中学英語では「1つの英単語=1つの日本語」という覚え方をしていた人も多いかもしれませんが、これは、コミュニケーションの幅を狭めてしまう大きな要因といえるかもしれません。1つの日本語であっても、複数の英単語が存在しています。

 たとえば「思う」という日本語を英語で表現する際には、「think」という言葉があります。「I think the plan will work.(その計画はうまくいくと思います)」や「I think so.(そう思います)」という言い回しに用いられます。

 しかし、場合によっては、「consider(熟考する)」「expect(予期する)」「guess(推測する)」「imagine(心に思い浮かべる)」「believe(信じる)」という言葉を使った方が、意図が伝わりやすいケースもあります。たとえば、「I believe the plan will work.」とすれば、… 続きを読む

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森 香苗

森 香苗

フリーライター

語学留学、インターンシップ、外資系企業、海外勤務の経験を経て、主にビジネスに関する記事を執筆中。

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