集中力は身につけられる

労働時間を短縮!ハーバード流「集中力」の養い方

2017.02.07 Tue連載バックナンバー

 2016年、長時間労働が問題となった事件がいくつか起きたことを受け、今年の目標に「労働時間短縮」をあげている企業も多いでしょう。ですが、単に労働時間を制限するのでは、やるべき仕事は減らず、ただ先送りをしているだけです。定時内で終わらなかった仕事を家に持ち帰るのは本末転倒です。

 労働時間を短縮するには、時間規制だけではなく、個人のパフォーマンスを上げるための取り組みも欠かせません。たとえば「集中力」は、個人の業務効率を上げるための重要な要素です。

 集中力は、持って生まれた個人の資質と考える人もいるかもしれません。ですが、「どんな人でも、原因と方法を知ることで集中力をコントロールできる」と指摘する本があります。それが、ハーバード大学医学部で20年以上にわたって講師を務めた医学博士・精神科医のエドワード・M・ハロウェル氏の著書「ハーバード集中力革命」(小川彩子/訳、サンマーク出版/刊)です。

 今回はこの本を元に、業務効率アップにつながる集中力コントロールの秘訣を紹介します。

 

「マルチタスク」や「おせっかい」が仕事を遅らせる

 集中力の欠如はさまざまな原因によって引き起こされます。本書はその原因について詳しく触れられていますが、その原因は簡単にいえば5つのタイプに分けられるといいます。

 まず1つ目が、「デジタル依存症」です。パソコンやスマートフォンなど、私たちの生活はデジタル機器に取り囲まれています。パソコンでいくつものウィンドウを開きながら、スマートフォンでメッセージをチェックするということも日常茶飯事です。

 気がつけば、今やるべき仕事ではなく、優先順位の低い作業に時間を割いているという人は、このデジタル依存症の可能性があります。デジタル機器はとても便利なものですが、使い方を誤ると、簡単に時間を奪い、集中を妨げる大きな原因になります。

 次にあげられるのが「マルチタスク」です。他人からの依頼に… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

狩野 わか

狩野 わか

フリーライター

人事担当者・キャリアカウンセラーの経験を元に主に転職・人材育成・マネジメントなどについて執筆している。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter