営業のプロが教える、一流と二流の差とは(第10回)

一流営業マンは、飛び込み営業で敢えて“玉砕”する

2017.04.24 Mon連載バックナンバー

 世の中には、さまざまな営業の方法やスタイルがあります。その中でも、「飛び込み営業」というのは、精神的に辛いスタイルです。

 筆者自身も、飛び込み営業を行っていたことがありましたが、来る日も来る日も断られ、心が折れる経験をしたことがあります。

 インターホンを押して待っていると、家の中に人がいるのに、カーテンをぴしゃっと閉められたりもしました。話し始めるのを遮って「あー、何か知らんけど、いらんいらん! 帰って!」とあしらわれることもしょっちゅうでした。あまりのことに心が折れると、神社でうずくまって、そのまま何もせずに帰った日があったほどでした。

 そんな厳しい飛び込み営業でも、ある手法を使うことで、営業のパフォーマンスを大きく上げることに成功しました。それが、「事前予告」です。

 

飛び込まずに飛び込み営業をする方法

 事前予告という書き方をすると仰々しく聞こえますが、難しい話ではありません。要は、飛び込み営業を事前に予告するだけなのです。

 具体的には「予告チラシ」をポスティングするというものです。予告チラシの内容は「明日伺う予定の、佐藤です」というような切り出しで始めます。その後に「明日伺う前に、ご挨拶のお手紙を入れさせて頂くのをご容赦ください」と訪問を予告します。血液型や出身地、過去の客との間で経験したエピソードなど、人柄が伝わる自己紹介を兼ねた文章を続けます。

 さらに「弊社の営業スタイルが、飛び込み訪問というものであるために、多くの方々にお話しさえ聞いてもらえないのが残念でなりません。なにも強引に売り込んだりねばったりしませんので、簡単な会話だけでもして頂けたら、本当に嬉しいです。よろしくお願いします」というような文面も入れておきます。予告チラシを訪問先へポスティングし、翌日、チラシを配布した家々を訪問して回るというスタイルになります。

 それでも断られる確率は相変わらず高いのですが、以前と違い… 続きを読む

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佐藤 昌弘/www.marketingtornado.co.jp

佐藤 昌弘/www.marketingtornado.co.jp

株式会社マーケティング・トルネード 代表取締役

個人事業者から上場企業までマーケティングとセールス分野のコンサルティングを提供する。著書は「凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク」等で累計50万部を超え、講演や研修も多数こなす。

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