人間関係を良好にするために

聞き上手になる5つのコツと、上級者のテクニック

2016.07.18 Mon連載バックナンバー

 決して話し上手ではないのに、いつも誰かに話しかけられている人がいます。また、それほど頼りがいがあるようには見えないのに、多くの人から相談を持ちかけられる人がいます。

 私たちの身近には、“この人と話をしていると安心できる”、“気が休まる”、“つい、たくさん話してしまう”という不思議な魅力を持った人がいます。

 この様な人たちの共通点は、聞き上手ということです。

 中には持って生まれた雰囲気による、天性の聞き上手とも言える人もいますが、聞き上手は後からでも技術として習得できるものです。

 聞き上手になることは、親しみや信頼を得ることですから、人間関係を良好にする為の強力な武器を持つことになります。

 今回は、聞き上手になるためのコツを紹介します。

 

コツ1:相手の承認欲求を満たす

 聞き上手な人は、“誰かに認められたい”という、相手の「承認欲求」をうまく活用しています。

 アメリカの心理学者のアブラハム・マズローは、人間の基本的欲求を5段階に分類しました。それは、[1]生理的欲求、[2]安全の欲求、[3]所属と愛の欲求、[4]承認の欲求、[5]自己実現の欲求であるとしています。

 この中で、特に[2]安全の欲求、[3]所属と愛の欲求、[4]承認の欲求を「欠乏欲求」と呼び、これらが満たされないとき、人は不安や緊張を感じるといいます。この欠乏欲求で最も強力なのが承認欲求であり、人は、誰かに話をしたいとき、この承認欲求を満たしたいと思っています。

 したがって、聞き手が適度に頷いたり身を乗り出したり、あるいは話し手の目を見つめるなどして、相手の話を親身になって聞いている態度を示せば、話し手は承認欲求が満たされるため、ますます話をしたくなります。

 逆に、上の空で聞いていたり、スマートフォンをいじりながら聞いていたりしていては、話し手は興ざめしてしまいます。

 

コツ2:適度な質問を入れて興味があることを伝える

 聞き上手になる基本は、前述の通り話し手の承認欲求を満たしてあげる事です。そのためには、“私はあなたの話に集中していますよ”というシグナルを発信することが重要です。

 ここで効果的なのが、… 続きを読む

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地蔵 重樹

地蔵 重樹

フリーライター

ニュースサイトやオウンドメディアなどのWebコンテンツや、書籍のライティングを行う。著書に『〈アウトライン記述法〉でA4一枚の文書がサクサクつくれる本』(日本実業出版社)などがある。

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