サラリーマンがストレスに負けないために必要な事

サラリーマンに必須の資質「ストレス耐性」とは?

2016.07.04 Mon連載バックナンバー

 月曜日になり、「また一週間が始まった……」と、ため息をついていないでしょうか。もし自分が大丈夫だとしても、同僚や部下にそのような人がいるかもしれません。心当たりがあったとしたら、その原因はサラリーマンであるが故のストレスである可能性が高いです。

 ため息をついて済む程度であれば問題はありませんが、ストレスに対する耐性が低いと、心身の健康に影響を及ぼすほど深刻な事態にもなり得ます。つまり、サラリーマンには、業務スキルやコミュニケーション能力だけではなく、ストレス耐性も重要な資質であると言えます。

 そこで今回は、サラリーマンに必要なストレス耐性とは何か、どのように高めていけば良いのかについて解説します。

 

サラリーマンは気楽な稼業ではなくなった

 サラリーマンを取り巻く環境は激変しています。

 定年前後の方々には懐かしいかもしれませんが、1962年に流行した『ドント節』では、「サラリーマンは 気楽な稼業と来たもんだ タイムレコーダー ガチャンと押せば どうにか格好がつくものさ」と歌われていました。読者の多くが知らない、古き良き時代であったと言えるでしょう。

 しかし現代では、サラリーマンはさまざまなストレスに曝されています。

 その背景には、グローバル化された市場で厳しい競争を勝ち抜かねばならない状況に企業が置かれていることがあり、そこで働く社員にも長時間労働や広範囲の業務、責任の増大などのプレッシャーがのしかかっているのです。

 また、社会的背景として個人主義が進んだ事や価値観が多様化したことにより、コミュニケーションが難しくなっているという面もあるでしょう。

 その結果、セクハラやパワハラ、相性が悪い人との協働、顧客からの無理難題など、さまざまなストレスが存在しています。

 

プライドが高い人は意外とストレス耐性が弱い

 このように多くのストレスに耐えているサラリーマンですが、ストレス耐性が弱いと、危険な状態になってしまいます。

 ストレス耐性が弱い人は、何かのトラブルに見舞われると自分を責め過ぎたり、置かれた境遇を悲観し過ぎたりしてしまい、正しく対処する方法を考える心の余裕を失ってしまいます。その結果、窮地に追い込まれ、身動きが取れなくなってしまうのです。

 そのようなことが続くと、鬱状態になり、吐き気や頭痛、食欲不振、不眠など、さまざまな体調の悪化を引き起こします。そして最悪の場合、通常の社会活動が困難になり、サラリーマンとして働き続けることが難しくなってしまいます。

 それではストレスに弱い人の特徴とはどのようなものでしょうか。

 まず、プライドが高い人は要注意です。意外かも知れませんが、プライドが高い人ほど、… 続きを読む

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地蔵 重樹

地蔵 重樹

フリーライター

ニュースサイトやオウンドメディアなどのWebコンテンツや、書籍のライティングを行う。著書に『〈アウトライン記述法〉でA4一枚の文書がサクサクつくれる本』(日本実業出版社)などがある。

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