今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第8回)

数値目標で失敗する企業が行うべき3つのステップ

2016.04.18 Mon連載バックナンバー

 新年度にあわせて数値目標を設定する部署も多いことでしょう。しかし、毎年、多くの目標が有名無実化してしまっている部署もまた多いことでしょう。

 当然のことですが、目標は立てることが大切なのではなく、達成することが重要です。今回は「売上目標」を例に挙げ、確実に達成させることができる数値目標の3つの作り方を紹介します。

 

【1】無茶な目標を立てない、かといって当たり前の目標も立てない

 数値目標を設定し、達成に向けて日々業務に取り組むことは、それぞれの部署を成長させることができます。売上目標を達成するために必要なことを整理し、何をどうすればいいかを考える過程で、戦略的な営業力を身につけるきっかけとなります。

 だからこそ、部署全体が一丸となって目標達成に取り組むことができるよう、「適正な数値目標」を設定しましょう。ダメな例としては、これまで前年比5%アップで成長してきた部門が、「前年比で売上20%アップ!」というような無茶な目標を設定してしまうようなケースがあります。これではみんなすぐにあきらめてしまい、絵にかいた餅に終わってしまいます。

 かといって、「前年割れはしないようにしよう」と保守的すぎるのも問題です。「多分うまくいくだろう」と楽観的になってしまい、目標がないのと変わりありません。「がんばらないと達成できないぞ」と少し危機感を与えられるくらいの数値目標にしましょう。

 

【2】当事者意識を持たないメンバーが出ないよう、個別のプランを割り振ろう

 部署全体での数値目標を打ち出しても、それだけでは意味がありません。「売上高10億円」、「売上前年比10%アップ」と上司から数字が与えられるだけでは、それぞれが何をすれば達成できるのかが見えてこないためです。「誰かががんばってくれるだろう」と、何もしようとしないメンバーが出てこないとも限りません。数値目標をただのスローガンに終わらせないよう、工夫が必要です。

 そこで、部署全体の数値目標を、… 続きを読む

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横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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