今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第7回)

新卒社員の教育に失敗しない3つのポイント

2016.04.01 Fri連載バックナンバー

 毎年4月になると多くの企業が、新卒の新入社員を受け入れます。採用担当者たちが厳選したとはいえ、その多くがつい最近まで学生です。職務経歴がアルバイトのみという人も多いでしょう。そんな新入社員たちが、それぞれの部署に配属されるのです。

 各部署ではここからが大変です。忙しい業務の間を縫って、新入社員の育成をしなければなりません。会社によっては放置したり、まるで邪魔者のように扱ってしまうところもあるかもしれません。

 しかし、新入社員の育成は、部署全体の課題を見直し、部署の将来設計を考え治す絶好の機会です。今回は、そんな「新入社員を上手に活用する3つのポイント」についてお話します。

 

【1】単なる雑用ではなく、業務に結びつく雑用を任せるべし

 配属まもない新入社員に任せられる仕事はほとんどありません。たとえ中途採用者であっても、重要な仕事をいきなり任せるわけにはいかないくらいですから、社会人経験のない新入社員であればなおさらです。その結果、資料整理や繰り返しの単純作業といった、雑用だけをさせてしまいがちです。

 しかし、これでは新入社員を育成することはできません。新入社員の側も「やりがいがない」、「この会社では成長できない」と不満に思い、特に優秀な人は、早いうちに会社に見切りをつけてしまうでしょう。

 そこで、雑用に意味を持たせ、ただの作業にとどまらないようにしましょう。いろいろな書類や伝票に触れる機会があるのであれば、それがどのような仕事に直結しているのかを伝えてあげましょう。「この書類に書かれているプロジェクトはこういうもので、○○さんが担当している」、「この伝票を処理することで、売上が発生し、顧客に請求がいくようになっている」といったことを伝えるだけで、職場に貢献していると意識させることができます。

 どのような仕事をしている部署なのか、誰が何を担当しているのかといったことを、少しずつではあるものの具体的に理解できるようになっていきます。そうすることで、いずれ何らかの仕事を任せられたときにも、誰とどのように仕事をすすめれば良いのか理解が進みやすくなり、成長スピードも向上します。

 

【2】職場の問題点を指摘させるべし… 続きを読む

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横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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