今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第26回)

組織に勢いを出す「モチベーター」に必要な言動とは

2017.02.16 Thu連載バックナンバー

 チームで成果を最大化するためには、個人の成果を伸ばすことが必要です。つまり、メンバー全員のモチベーション(やる気)を上げることができれば、より大きな成果を上げることができるでしょう。

 仕事に対するモチベーションは、放っておいても沸き起こるものではありません。リーダー自身が組織のモチベーター(激励役)となって、チームに勢いをつける必要があります。今回は、リーダーがモチベーターになるための方法について、3点に絞って紹介します。

 

「がんばろう」と言うだけではダメ

 チームで成果を上げるためには、組織全体の雰囲気作りが欠かせません。しかし、「みんなで一丸になってがんばろう」と声をかけるだけでは、一時的な効果しか得られません。継続的な効果を得ようと、毎日、声をかけ続けたとしても、その効果は日々薄れていってしまいます。「がんばろう」という言葉は、抽象的であるがゆえに、チームメンバーの受け止め方が各々で変わってしまうという問題もあります。

 そこで、「がんばる」といった抽象的なことだけを伝えるのではなく、具体的な数値目標を打ち出すことが大切です。「がんばる」ということの度合いは、人それぞれで時間とともに変わっていく可能性もありますが、「売上10億円」「残業時間10%削減」といった数値化した目標であれば、目標達成までに必要な数字は変えようがありません。数字という全員に共通する目標を作ることで、みんなでチームの目標を達成しようという雰囲気を醸成することができます。

 とはいえ、チーム全体の目標を強調しすぎると、「誰かががんばってくれるだろう」とサボってしまうメンバーも出てきかねません。まず具体的な個人目標があり、その延長線上に全体目標があるというスタンスで、各々の目標を設定することです。

 

成功体験をチームで共有する

 次に重要なのが、成功体験を共有することです。

 うまくいった事例やちょっとした工夫などの成功体験は、社内にもたくさんあるはずです。優れた人材の取り組みや成功体験を共有することができれば、チームメンバー全体のレベルアップにつなげられます。その際、「この行動が、なぜ成功につながったのか」という原因について、深堀りして議論すれば、ほかのメンバーも「なぜ、その行動を取ったのか」が理解できるので、再現性が高まることでしょう。

 このような成功を共有する場を作ることは、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

「年上の部下」をうまくマネジメントする3つの方法
横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter