今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第25回)

部下の「やる気」を引き出す3つのスイッチ

2017.02.01 Wed連載バックナンバー

 部下のやる気を出させることは、そう簡単なことではありません。しかし、ひとたびやる気を出させ、そのモチベーションを維持することができれば、仕事の成果はみるみる向上していくことでしょう。

 今回は、成果を出させるための第一歩といっても過言ではない。部下のやる気を引き出す“スイッチ”をONにする方法を3段階に分けて解説します。

 

【1】とりあえず仕事を任せてみる

 上司がいくら「部下のやる気を出そう」と意気込んでも、部下が与えられた仕事をこなすだけの日々では、やる気が出てくるはずもありません。部下が「この仕事を通して、自分が会社を動かしているんだ」という気持ちが、仕事のモチベーションにつながっていくのです。

 そこで、部下のやる気を引き出すためには、「仕事を任せること」からスタートしましょう。

 仕事を任せるということは、その仕事をやり遂げるだけの責任感と能力があると上司が評価していることと同じです。やりがいのある仕事を任された部下は、その期待に応えるべく、やる気を出して仕事に取り組むようになることでしょう。

 しかし、何でもかんでも任せてしまえばいいというものではありません。その部下にとって荷が重すぎる仕事を任せてしまえば、結局部下はいやいや仕事に取り組むことになり、やる気が出ることはないでしょう。逆に、簡単な仕事ばかりを任せることも、「上司に信頼してもらえている」というモチベーションにつながることはないでしょう。

 任せる仕事のレベルは、本人の能力よりもやや難しい「がんばればできるレベルの仕事」を探して任せることが大切です。これまでの仕事よりも一段レベルの高い仕事を任されることで、「このハードルをクリアするぞ!」という“やる気”を引き出すことが第1段階なのです。

 

【2】部下自ら答えにたどり着くようなヒントを与える

 部下に任せた後の上司の仕事は、途中経過を確認したり相談に乗ったりしながら、部下が仕事を成功させられるようサポートに努めることです。部下に難しい仕事を与えている場合は、しっかりと仕事を進められているかが気になるところですが、進捗状況を根掘り葉掘り聞いたうえで「ああしろ、こうしろ」と指示を与えてしまったのでは、任せた意味がありません。それでは「やらされ感」が強くなってしまい、“やる気”の源泉を奪ってしまいます。

 適切なサポート方法としては、部下にこまめな経過報告をさせた上で、上司は… 続きを読む

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横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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