今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第19回)

「自分でやった方が早い」と思わず、人に任せる方法

2016.11.06 Sun連載バックナンバー

 「たくさんの仕事を抱えていて忙しい。けれども、部下に任せるくらいなら、自分でやった方が早い」

 このように、人に仕事を振るよりも自分で仕事をやってしまうリーダーは少なくないはずです。恐らく多くの人が、部下に任せてみたものの、イライラするばかりで結局何も進まなかったという経験をしていることでしょう。

 けれども、人に仕事を任せることには、組織の力をアップするためには必要なことです。今回は、「自分でやった方が早い」と思わず、人に任せる方法について考えてみます。

 

【1】業務の検証として仕事を任せるべし

 「自分でやった方が早い」と思う原因は、自分が一番その作業に慣れているからです。たしかに、“自分がその仕事をこなす能力を一番持っている”かもしれませんが、その裏で“他人は自分の仕事を上手くこなせないだろう”という思い込みをしている人もいるかもしれません。もしそういう思考をしている場合、仕事はいつまで経っても引き継ぐことはできません。

 慣れは怖いもので、一度作業のフォーマットが決まると、たとえかなり手間のかかることであったとしても、延々と繰り返してしまうものです。周りから見れば、「ここを変えれば早くなるのに」と思うような作業をしてしまっているのに、それにはなかなか気づけません。

 逆に考えれば、仕事を誰かに振ることは、現行の作業フォーマットの検証にもつながります。つまり、単に「仕事を振る」のではなく、「この作業手順で大丈夫か確認してほしい」という意味合いを込めて仕事を振ることで、日常の作業の検証やスピードアップも兼ねることができます。自分も一緒になって仕組みづくりをしましょう。

 もちろん、誰に任せてもいいわけではありません。Excelの作業であれば、Excelを知らない人に任せてしまっては、検証どころではありません。検証しながら進められる程度のスキルを持った人に振ることが一番です。

 

【2】手取り足取り教えず、コツだけ伝えるべし… 続きを読む

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横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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