今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第12回)

会社の雰囲気を悪化させない”怒り”のコントロール術

2016.07.22 Fri連載バックナンバー

 頻繁に上司の怒鳴り声が聞こえる職場は、決していいものではありません。「怒りは連鎖する」とも言われるため、上司から部下への怒りが、部下がさらに誰かに怒りをぶつける可能性を引き起こしてしまいます。これでは職場の雰囲気は最悪です。自由闊達な意見が出なくなり、必然的に、仕事の効率も悪くなっていくことでしょう。そんな職場では、顧客のニーズが複雑化し多様性が求められる今の時代において、勝ち残っていくことはできません。

 そのため、上司は怒りをうまくコントロールすることで、職場の雰囲気をよくするように努める必要があります。今回は、その方法と注意点についてまとめました。

 

【1】「6秒」こらえて、怒りのピークをやり過ごす

 よくない話を聞くと、グッと怒りがこみ上げてきます。しかし、とてつもない怒りはあっという間に消えてしまいます。というのも、怒りは本来「本能的に危険を感じたとき」に生まれる感情だからです。そして、危険なことが発生したとわかったら、その次は安全を確保しなければならないため、すぐに怒りを抑えて冷静に行動できるようになるのです。

 一般に、「6秒」過ぎれば怒りのピークは去ると言われています。ということは、怒りを感じてもすぐにそれを表に出さず、なんとか6秒やり過ごすことができれば、部下を感情的に怒鳴りつけてしまうことはないはずです。

 6秒やり過ごす方法は何でもいいのですが、「『ちょっと待ってくれ』と言って深呼吸をする」など、怒りをコントロールしている姿をそのまま部下に見せるようなやり方は避けたいものです。そこで、ここでは2つの方法を紹介します。

 1つ目は、「文字を書いてみる」という方法です。これは、意識的に理性的な行動に切りかえる方法です。報告の内容を紙に書こうとすると、自然と聞く姿勢になります。話を聞き始めれば、6秒はあっという間に過ぎ去ってしまうでしょう。

 2つ目は、「怒りの実況中継」です。… 続きを読む

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横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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