今日から使える!3つの改革で変える効率的仕事術(第11回)

部下に仕事を任せやすくする3つの心がけ

2016.07.07 Thu連載バックナンバー

 できるリーダーは、自分の仕事を部下にうまく任せています。部下に仕事を任せることで、上司自身の仕事を効率化できるだけでなく、部門全体を成長させられるからなのです。

 しかし、部下に仕事を振るのを苦手とする人もいるでしょう。仕事内容を一生懸命説明しても、中途半端な理解のまま仕事を進めてミスしてしまうケースもあります。結局、うまく仕事を渡すことができず、「自分がやった方が早い」と仕事を抱える“プレイングマネージャー”タイプの上司も珍しくありません。

 今回は、部下に仕事を任せていくために必要な3つの心がけをまとめました。

 

【1】多少の質の低下には目を瞑ろう

 後進の育成は上司の大切な仕事の1つです。部下を育てるには多くの時間と手間がかかりますが、上司の仕事を任せることで部下の成長を促すことができます。

 ただ単に、仕事を渡せば良いというわけではありません。上司がしていた仕事を部下がするのですから、的確な指導をせずに放っておくと仕事の質が落ちてしまいます。しかし、それを防ぐために、すべてをチェックして仕事の質を維持しようとしていては、部下はただの作業者でしかありません。それでは部下は成長できませんし2人がかりで仕事をしていることになり、効率が悪くなってしまいます。

 ここで重要になるのが、「質が落ちてしまうことには目をつぶる」ということです。大きな失敗にならないのであれば、多少のミスは成長には欠かせません。部下の自主性を重んじ権限を与えることで、責任感を育てることもできます。

 もちろん、手に負えない状況になるまで放置しすぎるのも問題です。毎日のようにチェックするのではなく、仕事の目的や方法を伝えたうえで、要所要所で進捗を確認し、よくないところを軌道修正していきましょう。

 

【2】「自分の仕事がなくなるから部下に仕事を渡さない」はむしろ逆効果

 部下に自分の仕事を任せられない人にありがちなのが、… 続きを読む

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横山 研太郎

横山 研太郎

ねこのてFP事務所 代表

富士通株式会社退職後、メーカーの経営サポート等を行う。現在は、ファイナンシャル・プランナーとして、資産運用を柱としたアドバイスをするだけでなく、学生への金融教育にも取り組んでいる

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