最高の価値を提供するために(第5回)

ディズニーランドがアルバイトだけで成り立つ秘密

2015.12.23 Wed連載バックナンバー

 東京ディズニーランドは、世界の誰もが知っている最大手のテーマパークです。その来場者数は1年間で約4,000万人といわれています。さらに来場者のリピート率は98%と、ほぼ全ての来場者が東京ディズニーランドに再度訪れているのです。

 しかし、東京ディズニーランドのスタッフはベテランの社員ではなく、約9割がアルバイトで構成されています。それでも驚異のリピーター率を維持できている理由は、ディズニーの教え方が要因です。

 かつて東京ディズニーランドの教育係を務めた、福島文次郎氏の著書である「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方」には、ディズニーランドの教育方法についての詳細が記されています。コミック版や図解版なども発売されており、非常に人気があるシリーズといえるでしょう。

 今回は「ディズニーの教え方」を元にして、98%のリピーターを確保するディズニーランドのスタッフ教育方法について解説したいと思います。

 

人は自分がされたことを他人にする

 本書では、上司と部下の関係において「人は扱われたように人を扱う」という言葉で表現しています。たとえば、上司が部下を顧みず蔑ろに扱えば、部下は上司に対して同じような対応をするようになるのです。

 その部下は将来、自分の後輩などに対しても、過去自分が扱われたような態度を取るようになってしまうかもしれません。このような状態が連鎖的に続いていけば、社内の人間関係は悪化して人材の定着率は確実に落ちていくでしょう。

 これらの状況を回避するためには、率先して行動を起こし、部下や後輩に対して適切な対応・教え方ができるリーダーの存在が必要不可欠です。

 ディズニーランドが考えている理想の上司や先輩には、以下の4つの条件があります。… 続きを読む

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鮎川 大

鮎川 大

フリーライター

関西で活動する営業出身のフリーライター兼ディレクター。ビジネス系のコンテンツを中心に、医療・ファッション・食品・HPのトップページなど幅広い分野に精通。またサイトの運営・管理から外注のディレクションまで一貫して請け負い、コミュニケーションを重視するのが特徴。http://writer-d.com/

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