メッセージを効果的に伝えるテクニック

プレゼンの達人が語る「4つの極意」

2015.08.24 Mon連載バックナンバー

 顧客への自社サービスの提案、あるいは社内での報告などのプレゼンにおいて、「言いたいことが言えない」「思ったように伝わらない」といった悩みを抱えていませんか。最近多くなって来ているインターネット上でセミナーを行う「Webiner」など、プレゼンをする場は今後も広がっていくことを考えると、今のうちにプレゼンの苦手意識をなくしておきたいところです。

 そこで今回、さまざまな現場でプレゼンを行い、また企業向けにプレゼンの仕方をレクチャーするセミナーなども開催しているインプリメント株式会社の木村博史氏に、Webinerでも使えるプレゼンの極意を伺いました。

 

新たなセミナーの形「Webiner」におけるプレゼンとは

 ビジネスからテクノロジー、あるいは趣味についてのものなど、現在さまざまなセミナーが日々開催されています。しかしながらセミナーに参加したいと考えても、場所が遠い、あるいは時間が合わないといった理由で参加できないケースは多いのではないでしょうか。一方、主催者側にとっても、セミナーの集客は悩ましい問題であり続けています。

 このような問題を解決できる新たなセミナーの形として、広まり始めているのがインターネット上でセミナーを行う「Webiner」です。主催者は専用のサービスなどを使ってリアルタイムに映像とプレゼン資料を配信し、参加者は自分のパソコンを使って参加するというもの。場所を問わずに参加できるWebnerは受講者にとって移動の負担がないという大きなメリットがあり、気軽に参加できることから集客面においてもプラスになるでしょう。

 さて、Webinerであっても参加者に向けてプレゼンを行うことに変わりはありません。今ではビジネスマンの必須スキルとまで言われるようになったプレゼン力ですが、苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか。そこで広告制作事業を展開しているインプリメント株式会社の取締役社長で、『人を動かす言葉の仕組み』や『YouTube 成功の実践法則53』といった著作がある木村博史氏にプレゼンの極意を伺うと、「シンプル」「ゴールを見極める」「PREP」、そしてWebinerならではのポイントとして「しっかりお願いする」という4つのキーワードが返ってきました。

 

スティーブ・ジョブズ氏が変えたプレゼンの形

 まず「シンプル」について木村氏は「シンプルであることを意識して話をすることで、聴衆の人たちに伝わりやすい・分かりやすいプレゼンになる」と話し、その具体例としてスティーブ・ジョブス氏のプレゼンを例に挙げました。

「スティーブ・ジョブズ氏は開発者でありながら、開発したものを説明するプレゼンターでもありました。そこがアップルのブランディングにおいてすごく大きかったと僕は考えています。そのジョブズ氏がプレゼンで使ったスライドは、1スライド1メッセージというすごくシンプルなものだったわけです。それにしゃべりをかぶせることで、聴衆はその世界にどっぷり入っていった。読ませるのではなく、自分の話を聞かせることで聴衆を惹き付ける。そういったプレゼンの形が確立されたのはジョブズ氏からだと思います」

 とはいえ、「スライドをシンプルにすると自分の伝えたいことが伝わらないのではないか」といった心配も生まれてくるでしょう。それでは、伝えたいことをしっかり相手に伝えるためには何が必要なのか。それが2つ目の極意である「ゴールを見極める」ことだと木村氏は話します。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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