今こそ見直すべき「映像教育」の価値(第2回)

こんなeラーニングでは効果が出ない!

2015.08.18 Tue連載バックナンバー

 インターネットなどネットワークを通じ、映像で学習する「eラーニング」を導入する企業は多いでしょう。しかし、成果が出ているという話はあまり耳にしません。

 しかし前回、映像の講義が人による講義より教育効果で上回った実例を紹介しました。eラーニングに効果がない企業は、eラーニングを正しく扱えていないだけなのです。

 それではどうすればeラーニングの効果を出すことができるのか。今回はいよいよその核心である、映像の講義が人を上回るメカニズムについて解説します。そうしたメカニズムを踏まえた上で、eラーニングの教育的効果を高める対策等を披露致します。できれば前回の記事も合わせてご覧いただけますと幸いです。

 

映像が人を超えることができる理由その1:演出

 前回の記事で、ある先生の講義をビデオカメラに収めただけでは、映像は人を超えないどころか劣化してしまうとお伝えしました。

 その理由を一言で表現すれば「映像データには“魂”が宿っていない」ということです。ただレンズ越しに収められた映像は「映像データ」に過ぎず、単なる映像データに人を超えるような教育効果が生まれるはずもありません。

 映像データに“魂”を吹き込み「教育効果のある映像情報」に変身させる必要があるのです。では映像データに魂を宿すためには具体的に何を行えば良いかということですが、それは「演出を加え、編集を行う」ということです。

 映像の特長は、人間の視覚と聴覚の両面に同時に訴求できる点にあります。この特長を最大限に活かす演出を施すことがまず求められます。

 事例として… 続きを読む

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相澤 幸広

相澤 幸広

ライター

教育分野を中心とした経営コンサルティング企業で経験を積んだ後、経営コンサルタントとして独立。企画立案やCSをテーマとした企業コンサルティングを行っている他、事業構想等を企画書としてまとめる企画ストラクチャー業務や、ビジネスマン向けの教材や講座開発等も手掛けている。趣味は映画鑑賞。

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