桜子が聞く!先駆者たちのワーク・ライフ・バランス(第18回)

息子は全員Jリーガー!元野球選手、高木豊の生き方

2017.08.09 Wed連載バックナンバー

 熱い夏がやってきた!甲子園球児たちのマウンドを駆ける姿が眩しい。こんな季節は彼らの憧れである野球選手を取り上げたい。思い浮かんだのが、野球解説者の高木豊(59歳)だ。

 彼は中央大学卒業後、横浜大洋ホエールズ(現、横浜DeNAベイスターズ)にドラフト3位指名で入団し、スーパーカートリオ(注)の一人として活躍し、1984年に盗塁王を獲得。守備も打撃も高い成績を残した人気選手だった。

(注:1985年シーズンに監督が俊足打者3人を名付けた)

 引退後は息子3人(高木俊幸善朗大輔)をJリーガーに育てた「良きパパ」として知られ、既に子育て本を2冊出している。どのように関わったのか、私も母親として興味がある。子育ての秘訣や今の夢を聞いた。

 

なぜ、子供達はサッカー選手になったのか?

 約束した時間を過ぎ、高木は現れなかった。連絡先を鳴らそうとした途端、高木が携帯で喋りながら店に入ってきた。風貌はいかにも体育会系の親分だ。

 野球選手=怖い人というイメージがあった私は前夜、夢に高木が出てくるほど緊張していたが、実際に会うと、にこやかで親しみやすい。私は軽い驚きを覚えながら話を切り出した。

桜子「まずたくさん聞かれていることだと思いますが……」

高木「なぜ、子供がサッカーをやっているか、って!?」

 黙って申し訳なさそうな顔で頷くと、高木は笑みを含んで答えた。

高木「それは、子供がサッカーを選択した、ということですね」

桜子「野球を無理強いさせなかったのが素晴らしい、というファンの声がありましたよ」

高木「不得手なものを強要すると嫌いになるという。そういうことってありません?」

桜子「あります。でも、親の得手を子に伝えたいという、親の気持ちもよくわかる」

高木「それは… 続きを読む

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桜子

桜子

ライター

渋谷区在住。通信会社に勤務する傍ら、働く女子の立場からWebメディアのメルマガを書き始め、IT業界の著名人にインタビューを重ねて話題となる。その後、日経ウーマンやアスキー等での連載を経て、2011年、出産を機に育児に専念。2014年4月に職場復帰し、子育てと仕事の心地良いバランスを模索中。(VIVA!桜子の超気まま渋谷/代官山・子育て日記:http://sakurako.cc/friends)

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