大人のためのウォームビズ講座(第3回)

どうやって選ぶ?ビジネスで着るコートの基礎知識

2014.12.28 Sun連載バックナンバー

 通勤時や外回りなど、寒い季節のビジネスシーンをより快適に過ごすためには、コートの着用が必要不可欠です。しかし、ひと口にコートといっても数多くの種類が存在し、デザインやカラー、素材のバリエーションまで考えると、どのコートを選択すればよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。

 今回は、コートの種類や主に着用されているシーンなど、コート選びに役立つ基本的な知識を紹介します。

 

スーツのテイストに合わせたコート選びを実践

 コートに関してもシャツやネクタイ、ベストなどと同様に、まずはスーツとの相性を考える必要があります。まったくテイストの異なるコートを選んでしまうと、せっかくのスーツの雰囲気を台無しにすることもありますので注意が必要です。

 着用時にスーツの品格を引き上げてくれるコートが理想的ですが、それには多くのスーツやコートを着用して、ある程度の経験を積む必要がありますので、まずはテイストを合わせるということから始めるのがよいでしょう。

 一般的にビジネススーツに着用されるコートの代表的なものとしては「チェスターコート」「ステンカラーコート」「トレンチコート」の3つが挙げられます。

 上記3つのコートをフォーマル度で比較すると「チェスターコート>ステンカラーコート>トレンチコート」のようになります。

 ビジネスでは上記3つが基本となります。しかし、ビジネスカジュアルのシーンでは、雑誌の影響などもあり「キルティングコート」の着用が見られるようになってきました。

 さらに、若い世代のカジュアルなビジネスシーンでは「ダッフルコート」や「ピーコート」などの着用も、稀にですが見られるようになってきました。

 さらに細かく分類することもできますが、一般的にビジネスシーンで着用されることの多い代表的なコートは上記の6つとなります。その特徴を以下に書き出します。

 

フォーマルなシーンでも着用が許される「チェスターコート」

 もっともフォーマル度が高く、厳格なビジネススーツスタイルにふさわしい格調高いコートがチェスターコートです。

 金融機関など、スーツの着こなしに厳しい環境に適合するコートですが、品格ある落ち着いた雰囲気を演出できる反面、若い人が着るとフレッシュさとのバランスが悪く、チグハグ感が露呈してしまうこともあります。着用した際の軽快さよりも、見た目の精悍な雰囲気を重視する人にオススメです。

 ウール素材が基本で、カシミヤ製の高価なコートも存在します。色に関しては、スーツ同様にブラック、グレー、ネイビーなどが主流ですが、スーツとの相性を考慮しなければなりませんので、普段から愛用しているスーツを着用したまま、購入店でスタッフに相談するのが良いでしょう。

 

汎用性が高く、幅広いシーンで着用できる「ステンカラーコート」… 続きを読む

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佐藤 大典

佐藤 大典

エディター&ライター、ディレクター

メンズファッション、ライフスタイルを中心とした雑誌・書籍・WEBサイトの制作全般、カタログ誌やパンフレットなどの制作事業を行う「株式会社ナーバスシステム」に所属。得意分野は、ファッション業界における定番品の魅力の追求。トレンドよりも基本が好き。

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