大人のためのウォームビズ講座(第2回)

普段のスーツに取り入れやすいウォームビズとは?

2014.12.16 Tue連載バックナンバー

 前回の記事では、温かいスーツ生地などの基本的な知識、スリーピースのスーツの有用性などをご紹介してきましたが、今回は現在着用中のスーツにも簡単に取り入れることができる、手軽なウォームビズ対策をご紹介します。

 ウォームビズとしてもっとも簡単に実践できるのは、ジャケットとシャツの間に、ベストやカーディガンなどの温かいウエアを1枚はさむことです。代表的なものとしては、オッドベスト(ジャケット・パンツと別生地で作ったベスト)、ニットベスト、ニットカーディガンなどがありますが、どれをどのように着用すればよいか、コーディネイトに迷っている方も多いかと思います。各ウエアの特徴などを以下に書き出しますので、購入する際の参考にしていただければと思います。

 

ビシッとした見た目を優先するなら「オッドベスト」

 スリーピースのスーツのベストには、ジャケットやパンツと同じ生地が使われており、このスリーピースのベストは「ウエストコート」などと呼ばれます。

 一方、「オッドベスト」とは、ジャケットやパンツとは別の生地が使われたウエストコート型のベストのことを指します。現在、着用中のスーツに新たに取り入れやすいのは、この「オッドベスト」ということになります。

 オッドベストは、幅広いビジネスシーンで着用できるため、かなりオススメのアイテムですが、選び方を間違えると、ビシッとしているだけ余計にチグハグ感が際立ってしまうので注意が必要です。

 選ぶ際のポイントは、まず色や柄の好みの前に、スーツの素材感に近い素材を選ぶこと。たとえば、光沢感のあるビシッとしたビジネススーツに、起毛感の強いカジュアルな印象のオッドベストを合わせるというのは、せっかくのスーツの威厳を失墜させることになりかねません。

 まずは、スーツと素材感の調和を考慮して、その後に自分の許される範囲内の色味や柄を選ぶのがベスト。色や柄に関しては、スーツを着用したままショップに出向き、スタッフさんの提案を聞きながら直接試着して確認してみるのが良いかと思います。

 肝心の保温性ですが、後述するニットベストなどに比べると多少落ちます。見た目を最重要視すべき方に最適ではないでしょうか。

 

暖かいベストを選ぶなら「ニットベスト」… 続きを読む

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佐藤 大典

佐藤 大典

エディター&ライター、ディレクター

メンズファッション、ライフスタイルを中心とした雑誌・書籍・WEBサイトの制作全般、カタログ誌やパンフレットなどの制作事業を行う「株式会社ナーバスシステム」に所属。得意分野は、ファッション業界における定番品の魅力の追求。トレンドよりも基本が好き。

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