成功者の生き方から学ぶ人生のヒント(第5回)

矢沢永吉~丸くなっても小さくならないのは何故?

2015.01.13 Tue連載バックナンバー

 日本のミュージックシーンを代表するスーパースターとして、矢沢永吉さんを思い浮かべる人も多いことでしょう。1972年にキャロルでデビューした矢沢さんは、40年以上に亘って日本のミュージックシーンを代表するスターとして輝き続けてきました。

 若い頃の矢沢さんには近づくことが躊躇われるような怖さがありましたが、年齢を重ねるごとに丸くなってきたように思えます。しかし、丸くなったからと言って人間の器は小さくなっていません。むしろ大きくなっているように感じます。

 今回は、人間は誰もが年齢とともに丸くなっていくこと、そして丸くなることと器が小さくなることは違うということをお話ししていきましょう。

 

東京ガールズコレクションを興奮のるつぼに

 最近の矢沢さんに関するニュースの中で私が興味深かったのは、2014年9月に行われた東京ガールズコレクション(以下TGC)にシークレットゲストとして出演したことです。

 TGCの2日後に、日本テレビの『NEWS ZERO』で同イベントに出演する矢沢さんの特集が放送されました。10代後半から20代前半の女性が集まるTGCにあの永ちゃんが出演することにニュース性があったのです。

 番組での「なぜ出演したのですか?」という質問に対して、矢沢さんは「矢沢永吉の名前は知っていても、本物の矢沢は見たことない人が90%と言ってもおかしくないくらい。(それなら)矢沢永吉を見せようよ」ということで出演を決めたのだと答えています。

 矢沢さんの凄いところは、自分のイメージに自分自身が拘束されることなく新たな挑戦を続けていることです。周囲からの声を気にすることなく、面白いと感じたことに迷うことなく挑戦することが彼の信念なのでしょう。また、物事の本質から目を逸らしていないからこそ前に進むことができるのでしょう。

 矢沢さんは本質が見えているということに関して、私は次のことを憶えています。矢沢さんが1980年にNHK教育テレビの『若い広場』に出演した際に、インタビュアーから「ビッグの次は何になりたいですか」という質問を受けました。彼はニタッと笑って… 続きを読む

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南 武志

南 武志

フリーランサー

広告代理店、PR会社での勤務を経て、広告業界専業のヘッドハンターとして9年間活動。20代から50代までの数多くの転職希望者と本音で語り合った経験を元に、若き組織人への提言をまとめる。

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