ホテル評論家・瀧澤信秋の「出張するならこのホテル!」(第6回)

進化系が花盛り!カプセルホテルがいま凄い!!

2015.01.27 Tue連載バックナンバー

進化系カプセルホテルがブーム

 カプセルホテルが進化している。清潔感のある充実した大浴場をはじめ、多種多様なアメニティの完備、スタイリッシュな館内、更には寝具にこだわるなど驚きの施設が誕生、ビジネスホテルの料金を上回る例すらある。そんな進化系ともいえるカプセルホテルを紹介しよう。

 そもそもカプセルホテルは、旅館業法でいう「簡易宿所」のカテゴリーで、就寝場所である各カプセルは「個室」ではなく鍵もかからない。多くのカプセルが並ぶ部屋全体が「客室」で、1室を多人数で共用するという扱いである。

 同様の施設には、バックパッカーに人気の「ゲストハウス」という形態もある。こちらは1室に二段ベッドが並ぶイメージだが、カプセルホテルも複数のベッドが1室にあるという考え方である。

 また、詳述は避けるが、簡易宿所には入浴施設を設けることが法令で定められており、カプセルホテルにも大浴場が設けられているケースがほとんどだ。その大浴場たるや、サウナや露天風呂、ジャグジーなど設ける施設も多く、カプセルの宿泊利用の他にも、サウナのみの利用などを提供する施設も多い。

 ところで筆者は、2014年に365日365ホテルへチェックインするというミッションを遂行する中で、東京に約60ある全てのカプセルホテルへもチェックインした。カプセルホテルといえば、終電に乗り遅れたサラリーマンが仕方なく利用するといったネガティブなイメージだったが、女性専用フロアを設ける施設、高級志向の施設、ロハスをテーマにする施設、もはやカプセルとはいえないキャビンタイプ、などその進化を目の当たりにして驚きの連続であった。

 

その名に恥じない「豪華カプセルホテル安心お宿」

 特に、ホテル名に豪華を冠する「豪華カプセルホテル 安心お宿」は衝撃的だ。… 続きを読む

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瀧澤 信秋

瀧澤 信秋

ホテル評論家、旅行作家

All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会正会員。利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また旅行作家として旅のエッセイなども多数発表、ファンも多い。2014年は365日異なるホテルにチェックインし続ける「365日365ホテル」を実践中。

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