ホテル評論家・瀧澤信秋の「出張するならこのホテル!」(第31回)

リゾートホテルを出張に使おう!

2016.02.19 Fri連載バックナンバー

 ホテルと一口に言ってもさまざまなカテゴリーがあるが、出張で一般的なのが、シティホテルやビジネスホテルだ。宿泊の機能に加えレストランやバンケット(会議・宴会)施設、スポーツジムやショッピングアーケードなど、コミュニティ施設を有するホテルを一般的にシティホテルと呼ばれる。シティホテルでは宿泊に関しても、単身から複数人までさまざまな利用を想定した客室を備える。一方、シングルルームを主体とし、簡易なレストランはあるものの、コミュニティ施設などは有しないホテルがビジネスホテルと定義される。

 シティホテルとビジネスホテルのカテゴライズは明確であるが、リゾートホテルの定義は曖昧だ。

 “保養を目的とした施設”と言えそうだが、リゾートホテルではなくとも、そもそもホテルにはかような側面がある。また、“リゾート地といわれる観光地にあるホテル”とも言えそうだが、都市部には“アーバンリゾートホテル”などと標榜する施設もあるし、レジャーホテル(ラブホテル)にもリゾートをテーマにしたホテルは多い。

 こうしてみると、観光地にある保養を目的とした施設に加え、保養を具体的に促す何らかの設備を有するホテルは、広義のリゾートホテルと言えそうだ。即ち、シティホテルの機能を持つリゾートホテルもあれば、ビジネスホテル的機能が主体となりつつ温浴施設などを有する、シンプルなリゾートホテルもあると言える。

 今回は「出張でリゾートホテルを使ってみる」をテーマに、各地のホテルを見てみたい。

 

都市部のアーバンリゾートホテルは狙い目

 リゾートホテルといえば、交通の便が悪い地方にあるというイメージだが、都市部にもリゾートホテルはある。出張といえば大都市が圧倒的に多いだろうから、リゾートホテルといえども機能性からも狙い目となるだろう。

 たとえば滋賀県大津市。人気観光都市である京都からJRにて15分程度でアクセスできる。琵琶湖のロケーションもあり、クォリティの高いアーバンリゾートホテルは多い。その中でも筆者のオススメは、「ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ」だ。

 エントランスから続く… 続きを読む

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瀧澤 信秋

瀧澤 信秋

ホテル評論家、旅行作家

All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会正会員。利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また旅行作家として旅のエッセイなども多数発表、ファンも多い。2014年は365日異なるホテルにチェックインし続ける「365日365ホテル」を実践中。

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